プロフィール

115期

磯島 成介(イソジマ マサヨシ)
青森
叔父の坂本勉(57期引退)、従兄弟、兄の康祐(105期)までもが競輪選手のサラブレッド。17年高校選抜の1kmTTで優勝の実績を持つ。「先行で力を出し切るレースをして行きたい」。恵まれた練習環境で成長を続ける。
小原 丈一郎(オバラ ジョウイチロウ)
青森
 父・則夫(57期引退)に憧れて競技を始めると、16年アジア選手権のチームスプリントで銀メダルを獲得。持ち味はダッシュ力で、登坂トーナメントでは2位の成績を残した。「新山(響平)さんのような選手になりたい」。
小原 佑太(オバラ ユウタ)
青森
 高校時代は無名の存在だったが、朝日大学に進学してから素質が一気に開花した。自転車競技で輝かしい実績を引っ提げて入校。競走訓練は先行、まくりで強さを誇示した。「目標はS級に特進すること」。スター街道まっしぐらだ。
後藤 悠(ゴトウ ユウ)
岩手
 登坂トーナメントで決勝進出など、今回生屈指のスプリンター。競走訓練でも「自力を出すことを意識して」脚力アップを図った。「師匠(佐藤友和)はGIを2つ獲ってるので、それを越えたい」と話す。自慢のスピードに注目だ。
照井 拓成(テルイ タクナリ)
岩手
 日本大学の自転車部で活躍したエリートだ。競走訓練は「思ったとおりには走れなかった」と振り返るが、多彩な戦法を駆使して善戦。将来性は教官から太鼓判を押されている。「グランプリ出場」の夢に向かって突き進む。
阿部 架惟都(アベ カイト)
宮城
 高校時代はアルペンスノーボードと自転車競技を両立して活躍した経歴を持つ。試験は一発でクリアしたが、競走訓練は低迷した。「思っていたより難しくて、力を出し切れていない」。しっかり経験を積んで大きく成長する。
石井 洋輝(イシイ ヒロキ)
福島
 学生時代は長距離種目を中心に活躍。3000mのタイムは今回生ナンバーワンだ。競走訓練でも自力勝負で好走を続けた。「思い切りのいい走りを心がけた」。ポテンシャルは一級品。福島の即戦力として期待がかかる。
板垣 昴(イタガキ スバル)
福島
 陸上自衛隊で勤務した経歴を持つ。プロスポーツ選手に憧れて一念発起。4回目の試験で合格した。「師匠(飯野祐太・90期)と同じS級で活躍したい」。競走訓練は結果を残せなかったが、実直な性格で、伸びしろは十分だ。
伊藤 奎(イトウ ケイ)
福島
 高校から自転車部に所属。「それを仕事にできるなら」と、競輪選手を目指す。競走訓練では、持ち前のレースセンスで21勝を挙げた。「最終的には何でもできる自在選手になりたいが、最初は先行とまくりで頑張りたいです」。
宇佐見 優介(ウサミ ユウスケ)
福島
 野球の強豪、聖光学院で甲子園出場経験があり、潜在能力は高い。競輪学校では「自主練習を頑張った」と胸を張る。「たくさんの人に走っている姿を見て感動してもらえるように、思いっ切り走りたい」。目標に向かって突き進む。
鈴木 涼介(スズキ リョウスケ)
福島
 白河実業高校の自転車部では中距離種目で活躍。競走訓練ではオールラウンダーとして存在感を示した。「もっと先行したかった。まくりが得意だけど、デビューしたら先行で勝負したい」。新たなステージでさらに輝きを増す。
高橋 晋也(タカハシ シンヤ)
福島
 高校の先輩の武田豊樹(88期)に憧れ、スピードスケートから転身。200mFDや400mFDでは、常に上位のタイムを叩き出し、HPD教場に選ばれた。「先行で勝っていきたい」。北日本を代表する機動型になるだろう。
朝倉 智仁(アサクラ トモヒト)
茨城
 幼い頃から競輪選手に憧れ、夢を叶えた。高校総体の1㎞TTでは3位の実績を持つ。「競走訓練では長い距離を踏めるようになった。S級で活躍できる選手になりたい」。在校成績は下位だが、豪快な先行勝負は将来性を感じる。
遠藤 洋希(エンドウ ヒロキ)
茨城
 バスケットボールで培った身体能力を生かし、適性で入校。経験は浅いが、第2回記録会でA評価を獲得。競走訓練でも、徹底的に先行して力を付けた。「S級で活躍できる先行選手になりたい」。ポテンシャルは高く伸びしろ十分。
小畑 勝広(オバタ カツヒロ)
茨城
 JOCジュニアオリンピックでスプリント3位の実績を持つ。在校成績は下位に甘んじたが、デビュー後を見すえて、先行にこだわった。「力のある選手ばかりで、あまり先行できなかった」。徹底先行のスタイルは崩さない。
佐藤 礼文(サトウ アヤフミ)
茨城
 高校までは野球、大学時代はアメリカンフットボールに打ち込んだ。在校成績は中位だが、「全部の戦法を使って、バランスよくレースを走れた」と胸を張る。勢いがある茨城の若手グループの一員として活躍が期待される。
土田 栄二(ツチダ エイジ)
茨城
 大学2年の時に全日本選抜を観戦し、競輪選手になることを志願。弟・武志と共に、適性で入校した。「陸上の経験が回転力に生かせていると思う。課題は長い距離を踏むことです」。兄弟で切磋琢磨し、トップレーサーを目指す。
土田 武志(ツチダ タケシ)
茨城
 高校時代は陸上競技の短距離種目で活躍し、兄の栄二と共に適性試験を一発合格。身体能力は今回生トップクラスだ。「上手くパワーを自転車に伝えて、先行で頑張っていきたい」。自転車の経験が浅いだけに、可能性を秘めている。
幸田 望夢(コウダ ノゾム)
栃木
 父・光博(67期)の姿に憧れ輪界入り。在校成績は振るわなかったが、登坂トーナメントを優出など大器の片鱗を見る。デビュー後は競技で培ったレースセンスを生かし頂を目指す。「先行したり、自分らしく持ち味を出したい」。
坂井 洋(サカイ ヨウ)
栃木
 「持ち味はトップスピード」と話す通り名門、日本大学自転車部では、大学対抗のスプリントとチームスプリントで二冠を達成。競輪学校では、ゴールデンキャップを獲得し、HPD教場にも選出された。次世代のスター候補だ。
福田 滉(フクダ ヒロシ)
栃木
 「小さいころ父(篤司・66期、引退)のレースを見てシンプルにカッコいいと」。師匠は兄の拓也(100期)で選手を志したのも自然の流れ。「鎖骨を折って調子も落ちた」と、学校では本来の力を出し切れず、勝負はこれからだ。
佐々木 悠葵(ササキ ユウキ)
群馬
 小学校4年生から大学までバスケットボールに没頭した。適性で入校したが、在校成績6位と高いポテンシャルを見せつけた。「デビューしてから戦えるように、自力メインで走った」。関東の大型先行として活躍する日は近い。
荒木 貴大(アラキ タカヒロ)
埼玉
 高校時代はJOCジュニアオリンピックのポイントレースで優勝。競技実績は豊富だが、5度目の試験で合格した苦労人だ。「先行して1着を取ること」とデビュー後の目標はいたってシンプル。徹底先行で着実に力をつける。
浅見 隼(アサミ シュン)
東京
 高校時代はアメリカンフットボールで活躍したが、ケガの影響で大学進学を断念。鍛え上げた肉体を生かそうと輪界入りを決めた。「持久力には自信があるので長い距離を踏める」。その素質はデビュー後に開花するはずだ。
鈴木 薫(スズキ カオル)
東京
 学生時代は自転車競技の中長距離種目で活躍。競走訓練は「後半になって感覚をだいぶつかめた」と着実に前進した。記録会でA評価を獲得するなどポテンシャルは高い。持ち味の強地脚を生かした先行勝負でS級入りを目指す。
武田 亮(タケダ リョウ)
東京
 高校時代は自転車競技で活躍。試験を一発でクリアして、プロになる夢を叶えた。競走訓練、記録会の成績も上位だ。「地元を引っ張っていけるような選手になりたい」。スケールの大きな走りでラインをけん引していく。
寺沼 伊織(テラヌマ イオリ)
東京
 「兄(将彦・111期)がバンクで練習をしている姿を見て、自分もやりたくなった」と、弟の拓摩と共に競輪学校に合格。「比べられることもあると思うけど、負けないように頑張りたい」。寺沼三兄弟で競輪界を盛り上げる。
寺沼 拓摩(テラヌマ タクマ)
東京
 兄の将彦(111期)を追って輪界入り。在校順位は低いが、今回生トップクラスの先行回数を誇る。「デビューしてからのことを考えて先行していた」。同期の伊織はひとつ上の兄。3兄弟そろっての活躍で東京を盛り上げる。
山本 修平(ヤマモト シュウヘイ)
東京
 17年学生選手権の1kmTTで優勝経験がある実力者で、在校順位は2位。トーナメントは第1回、2回ともに準Vも、最後の卒記ではチャンピオンに輝いた。「先行でS級に上がりたい」。関東を代表する機動型になれる存在だ。
宮下 一歩(ミヤシタ イッポ)
長野
 小学校3年から24歳まで野球漬けの日々を過ごした。自転車経験は浅いが、第2回記録会でA評価を獲得など素質は高い。「競走訓練は先行で戦ったけど着に残れなかった」。デビュー後も先を見すえた先行勝負で力をつける。
原田 亮太(ハラダ リョウタ)
千葉
 中村浩士(79期)に弟子入りして、4度目の受験で合格。在校中は記録会で2度、A評価を獲得した。「トップスピードは付いてきたので、持久力を付けていきたい」。新しく生まれ変わる千葉競輪場での活躍に期待したい。
松坂 侑亮(マツザカ ユウスケ)
神奈川
 S級上位で活躍する洋平(89期)は歳の離れた兄。「小さい頃から兄を見ていて、自分もこれしかない」と選手を志した。「自転車経験がなくて、慣れない部分があった」と在校成績は低迷したが、兄に近づくために鍛錬を重ねる。
齋木 翔多(サイキ ショウタ)
静岡
 高校時代は1kmTT、チームスプリントで奮闘。競走訓練では先行勝負を最後まで貫いた。「脚力不足は感じたけど先行にこだわった。地脚が持ち味なので、最後まで諦めない走りを見せたい」。その姿勢が必ず実を結ぶはずだ。
磯村 蓮太(イソムラ レンタ)
愛知
 高校時代に趣味で始めた自転車だったが、「好きなことを職業にできるなら」と輪界入りを決意。自主練習に積極的に取り組み、競走訓練では果敢に攻めるレースを貫いた。「ラインを大切にする走り」で、ラインを引っ張ていく。
藤井 侑吾(フジイ ユウゴ)
愛知
 大学の通学にロードバイクを乗り始め、それがきっかけで選手を目指した。試験は一発でクリア。記録会はオールA評価で在校成績5位の逸材だ。「長距離のタイムはいい。デビュー後は徹底先行でいく」。可能性は無限大だ。
藤井 稜也( フジイ リョウヤ )
岐阜
 兄(準也・105期)に憧れて、この世界に飛び込んだ。競走訓練は「自分で動くことを意識していたが、なかなか出切れずに苦戦した」と下位に甘んじたが、勝負はこれからだ。岐阜を代表する大型先行選手を目標に精進を重ねる。
三浦 貴大(ミウラ タカヒロ)
岐阜
 靖(53期)を父に持つ二世選手だ。競走訓練は目立つ成績を残せなかったが、第2回記録会でA評価を獲得するなどポテンシャルは高い。「父は憧れの存在。しっかり脚をつけて強くなりたい」。父を超える日もそう遠くない。
山口 聖矢(ヤマグチ セイヤ)
岐阜
 偉大な父である幸二(62期・引退)の背中を追って輪界入り。師匠は叔父の富生(68期)というサラブレッドだ。第2回記録会ではA評価を獲得するなど素質は折り紙付き。「GIの常連選手になれるように」。将来性は抜群だ。
勝谷 勝治(カツヤ カツハル)
三重
 大学までは競技で活躍するも、「一度は諦めた」と卒業後は就職。しかし、周囲の活躍に感化され選手を目指した。在校中は生徒会長を務めるなど品行方正な一面も。「先輩や家族に走りで恩返しをしたい」とデビュー後の活躍を誓う。
高田 修汰(タカダ シュウタ)
福井
 高校から自転車を始め、試験は一発で合格したが、競走訓練では苦戦を強いられた。「先行しようと思っていたけど、思いどおりに走れなかった。脚力が足りないと自覚している」。デビュー戦に向け、猛練習で脚力を磨き上げる。
脇本 勇希(ワキモト ユウキ)
福井
 偉大な兄・雄太(94期)に憧れ、競輪界へ。ジュニア世界選手権出場の実績を持ち、在校時はHPD教場で脚力を磨いた。「兄は身近な存在ですけど、一番遠い存在でもある。持久力を付けて、自分も先行でGIを獲りたいです」。
田中 大我(タナカ タイガ)
奈良
 学生時代は柔道一筋。父親の勧めで自転車に乗り始め、2度目の試験で合格した。在校順位は低いが、競走訓練は積極的に動いた。「出脚は人よりもいいと思う。先行で逃げ切れるように」。日本一を目標にスタートラインに立つ。
吉堂 将規(ヨシドウ マサキ)
奈良
 学生時代は陸上競技のハンマー投げで活躍。その体力を生かそうと輪界入り。競走訓練は冷静な立ち回りで善戦した。「あんまり先行できなかったけど、デビューしたら先行でS級に上がりたい」。強地脚を武器に積極的に駆ける。
古賀 勝大(コガ カツヒロ)
和歌山
 ワットバイク体験をした際に、高数値を出して興味を持つと、わずか10カ月で競輪学校に合格。「最後まで諦めないガッツはある。師匠(中野彰人・93期)とワンツー決めたい」。社会人野球で活躍していただけに潜在能力は高い。
張野 幸聖(ハリノ コウセイ)
和歌山
 小学校の卒業文集にも書いたと、幼少から選手を志す。入校後も努力を怠らず、在校成績は10位台と健闘。師匠・中西大(107期)の様に、パワフルな走りで近畿を盛り上げる。「地脚が持ち味。いつか前で風を切れるように」。
南 蓮(ミナミ レン)
和歌山
 兄の潤(111期)と同じ高校へ進学し、自転車部に所属。在学中は「自転車に乗ることが好きなので、練習は苦にならなかった」と、前向きな姿勢で訓練に取り組んだ。「近畿を代表する選手になりたい」。兄の背中を追う。
井坂 泰誓(イサカ ヒロトシ)
大阪
 学生時代は野球一筋。運動神経と体力には自信を持っている。プロスポーツ選手という念願が叶って、スタートラインに立つ。「まだまだ脚は足りないけど、まずは先行で上を目指す」。ラインの先頭で風を切る走りを心がける。
谷 和也(タニ カズヤ)
大阪
 高校時代は中距離種目で活躍。競走訓練は自力を中心に見せ場を作った。「レースはテクニックが必要で難しかった」。近畿の即戦力として期待は大きい。「ルーキーチャンピオンやヤンググランプリなど大きな舞台を走りたい」。
城戸 俊潔(キド トシユキ)
岡山
 高校まではサッカーに打ち込んでいたが、叔父の藤岡隆治(98期)に勧められて輪界入りを決意。競走訓練では、「難しかったですけど、常に一発は狙っていた」と、まくり主体で奮闘した。持ち味のダッシュに注目したい。
田上 晃也(タノウエ コウヤ)
岡山
 高校時代は、バレーボールでインターハイや国体に出場。「バレー出身の人も多い」と、聞いて競輪選手を目指す。第2回記録会でA評価を獲得し、卒記では決勝進出を果たした。まずは、「先行で特進すること」が目標だ。
野上 竜太(ノガミ リュウタ)
岡山
 04年アテネ五輪で銀メダルを獲得した日本勢の走りに胸を打たれ、自転車競技を始めた。その後は全日本選手権、全日本大学対抗の1kmTTで優勝など輝かしい成績を残した。在校26位も先行中心の積極的なスタイルは高評価。
晝田 宗一郎(ヒルタ ソウイチロウ)
岡山
 高校時代はジュニアオリンピックのケイリンで1位など競技で活躍。在校成績こそ下位に甘んじたが、高いポテンシャルがあるだけにレベルアップが見込める。「持ち味は粘り強さ。デビュー後は、先行して逃げ切れるように」。
池川 瑠威(イケガワ ルイ)
広島
 高校が一緒だった縁で、松浦悠士(98期)に師事。競走訓練では満足いく結果を残せなかったが、「後半になるにつれて思うようなレースができるようになった」と手応えもつかんだ。恵まれた練習環境で精進を続ける。
村上 竜馬(ムラカミ リョウマ)
広島
 高校時代は都道府県対抗のケイリンで優勝している。5回目の受験で合格も、競走訓練は器用な走りで在校トップ10入り。「自在に立ち回れるので、同県の松浦悠士さんが目標です」。中国地区を背負って立つ日もそう遠くない。
北野 佑汰(キタノ ユウタ)
香川
 高校時代は目立った活躍こそなかったが、試験は一発合格。競走訓練は試行錯誤しながら戦った。「脚質は地脚だと思う。自分の勝ちパターンを見つけて、S級で活躍できる選手になりたい」。今後の成長に期待したい。
蒋野 翔太(コモノ ショウタ)
徳島
 石口慶多(103期)から勧められて競輪学校を受験し、一発で合格。競走訓練では、先行基本に奮闘した。「デビュー後も、徹底的に先行していきたい」。同門の太田竜馬(109期)らと共に、四国を担う機動型に成長する。
今野 有樹(コンノ ユウキ)
愛媛
 JOCジュニアオリンピックのケイリンで2位の実績を持つ。競走訓練は「思うように走れなかった」と振り返るが、センスの良さは将来性を感じさせる。兄(大輔・111期)と切磋琢磨して、四国を代表するレーサーに成長する。
下野 義城(シモノ ヨシキ)
愛媛
 高校選抜のポイントレースで2位の実績を持つ地脚型だ。競走訓練は追い込み主体に、レースセンスは光っていた。「自力は使えてないけど、仕掛けのタイミングは分かってきた」。恵まれた練習環境のなかで脚力アップに励む。
外田 心斗(ソトダ シント)
愛媛
 高校時代は陸上競技の3段飛びでインターハイに出場している。競走訓練では切れのあるまくりを武器に好成績を収めた。「勝ちにこだわって、まくりが多かったけど、デビューしたら先行する」。スターへの階段を駆け上がる。
岩谷 拓磨(イワタニ タクマ)
福岡
 陸上競技で培った体力を生かそうと選手の道へ。父の友人である吉岡稔真(65期・引退)に弟子入り。競走訓練は追い込み主体にトップ10に入った。「自力を出せてないので。師匠のように自力で迫力のある走りがしたい」。
竹元 健竜(タケモト ケンリュウ)
福岡
 高校までは野球をしていたが、兄・太志(107期)を追って選手を目指す。「デビュー後は先行で力を付けて、その中でいろいろ覚えていきたい」。体格にも恵まれていて、これから経験積めば大化けする可能性を秘めている。
原井 博斗(ハライ ヒロト)
福岡
 全日本大学対抗の団体追抜きで優勝。個人種目でもポイントレース、スクラッチに出場しているように中長距離を得意とするタイプ。「ダッシュ、トップスピードは上がってきているけど、まだまだ力不足です」と、課題は明確だ。
天野 純平(アマノ ジュンペイ)
佐賀
 学生時代に打ち込んだ野球の経験を糧に、親に勧められて競輪選手を志した。在校順位は低いが、「競走訓練で鎖骨を折ってしまって、走る本数が少なかった」ことが大きく響いた。焦らずゆっくり自分の信じた道を歩む。
立部 楓真(タチベ フウマ)
佐賀
 学生時代は野球に打ち込んだ。高校の先輩の金ヶ江勇気(111期)の影響を受けて競輪選手の道に進んだ。「今回生で一番力をつけた存在」と教官から高く評価されている。「九州を代表する先行選手」を目標に努力を続ける。
阪本 和也(サカモト カズヤ)
長崎
 一度は就職を考えたが、夢を諦めきれず父・正和(70期)の背中を追って輪界入り。「地元の先輩に信頼して付いてもらえる先行選手になりたい」。競技経験がない中で、在校3位の成績を残したポテンシャルは一級品だ。
緒方 慎太朗(オガタ シンタロウ)
熊本
 高校から自転車を始め、メキメキと頭角を現した。試験は一発で合格したが、競走訓練は悪戦苦闘した。「自分に合った戦法はまだ分からないけど、中川誠一郎さんのようなインパクトのある走りがしたい」と意気込む。
松尾 勇吾(マツオ ユウゴ)
熊本
 「高校の頃から選手を目指そうと思っていた」。父の正人(66期)を追って2度目の受験で合格。在校中は真面目に取り組み、小柄ながら着実に力をつけた。「逃げて1着を取れる選手になりたい」とデビュー後は攻めの姿勢を貫く。
宮崎 大空(ミヤザキ ツバサ)
熊本
 高校から自転車を始め、スクラッチで好成績を収めた。競走訓練は結果を残せなかったが、攻める姿勢は崩さなかった。「先行したかったけど、ダッシュ力が足りなかった」。デビュー後は徹底先行を貫き、大空に羽ばたく。
伊藤 颯馬(イトウ ソウマ)
沖縄
 中学2年から自転車を始め、高校で自転車部に所属。競輪学校では、記録会の1kmTTで今回生トップのタイムをマークした。「自分、一人の競走ではなく、ラインで決める競走を心掛けたい」。沖縄を代表する選手に成長しよう。

116期

伊藤 のぞみ(イトウ ノゾミ)
北海道
 地元函館のホワイトガールズプロジェクトからガールズケイリンの道に進んだ。競走訓練では目立つ成績を残せなかった。「脚力が足りないし、まだ自分の戦法が見つかってない」。上位で活躍できるかは今後の努力次第だろう。
加藤 舞(カトウ マイ)
秋田
 高校では、バスケットボールでインターハイや国体に出場。競輪学校には自信があった基礎体力を武器に、適性で入校した。「絶対に勝つっていう気持ちは、誰にも負けません」。師匠である父・忍(59期引退)の元、脚力を磨く。
佐々木 綾(ササキ アヤ)
福島
 学生時代は陸上競技の走高跳で全国大会に出場している。適性で入校し、在校中に力を伸ばした。「先行主体に走ったけど、着に残れないことが多かった。デビューしたら先行で活躍したい」。高い身体能力を存分に発揮する。
三森 彩桜(ミモリ サイラ)
福島
 高校から自転車を始め、全国大会のケイリンで入賞の実績を持っている。競走訓練では優れた追走後術で自在に戦った。「追い込み、マークの競走が多いので、それを極めていければいい」。巧みな位置取りで常に1着を取りにいく。
岩崎 ゆみこ(イワサキ ユミコ)
茨城
 全日本大学女子バスケットボール選手権大会で優勝の経歴を持つ。スポーツ経験を生かそうと適性で入校。競走訓練では能力の片鱗を見せた。「愛され応援していただける選手になるのが目標」。トップ選手を目指した戦いが始まる。
神澤 瑛菜(カンザワ アキナ)
群馬
 中学、高校と6年間、バレーボールに打ち込み、適性で入校。自転車経験が浅いため、競走訓練は苦戦した。「前々にいないと勝負にならない。常に全力で、お客様に満足していただけるように」。攻めの走りで車券に貢献する。
新井 美菜(アライ ミナ)
埼玉
 高校時代は中距離種目で活躍した。「自転車に携わる仕事をしたい」と選手を目指し、一発で試験をクリア。「安定して決勝に乗って、お客様に注目される選手になりたい」。持ち味の地脚を武器に、まずは上位定着を狙う。
藤田 まりあ(フジタ マリア)
埼玉
 競輪選手になるために、高校から自転車部に所属。17年高校総体ではケイリンと500mTTで優勝を飾った。追走技術は今回生トップクラスで、「自在にどの位置からでも着に絡める選手」が目標。まずは、地元戦でVを目指す。
高木 佑真(タカキ ユマ)
神奈川
 初めて競輪場に行った際、「スピードと迫力に圧倒されて」選手を目指す。記録会の2kmのタイムは常に1位。競走訓練では、持ち味の地脚を生かして先行を貫いた。「課題はダッシュ力。デビュー後も先行で勝負していきたい」。
久米 詩(クメ ウタ)
静岡
 学生時代はテニスに打ち込んだが、尊敬する父の康徳(70期・引退)と同じ道に進むために適性で入校した。「競走訓練はやりたいレースができるようになった。魅力のあるレースをして、車券に貢献したい」。将来が楽しみだ。
清水 彩那(シミズ サナ)
静岡
 陸上競技の棒高跳びで鍛えた脚力を生かそうと、この世界へ挑戦。トーナメントでは第1回、2回共に決勝進出を果たした。「入校時よりタイムは伸びたけど、技術がまだまだ。上位の選手としっかり戦えるように力を付けたい」。
鈴木 樹里(スズキ ジュリ)
愛知
 高校から自転車を始め、素質が開花。競走訓練は鋭いまくりを武器に勝ち星を積み重ね、卒記女王に輝いた。「目標は1年以内に優勝すること。将来的にはガールズグランプリを優勝したい」。目標に向かって突き進む。
坂口 聖香(サカグチ キヨカ)
京都
 シクロクロス全日本選手権で優勝の実績を持つ。妹の楓華(112期)の活躍に触発されて挑戦を決意。競走訓練では勝負強さを発揮した。「妹の存在は大きいし、支え合って頑張る」。好きな自転車競技で限界まで自分を追い込む。
島田 伸二香(シマダ ノニカ)
奈良
 学生時代は柔道漬けの日々を送った。ガールズケイリンを知り、挑戦を決意。競走訓練は目立った成績を残せなかった。「先行できる脚がないので、いろんな戦法で勝てるように」。姉の優里(108期)の背中を追いかける。
出水 菜央(デミズ ナオ)
大阪
 「大学に入って初めて本格的にスポーツをやった」。トライアスロンに挑戦し、3年生の時に参加した愛好会のバンク走行をきっかけに選手を志した。「独走タイムは下のほうだし、脚力がないので、しっかり考えて走る」。

吉岡 詩織(ヨシオカ シオリ)
広島
 陸上自衛官からの転身だ。記録会のタイムは優秀。競走訓練は先行、まくりを中心に、好走を続けた。「気持ちの面でムラがあり、それが結果に出る。お客さんに愛される選手になりたい」。素質は一級品であり、将来性は限りない。
出口 倫子(イデグチ ミチコ)
長崎
 学生時代は様々なスポーツを経験。高校から自転車を始め、この世界に飛び込んだ。競走訓練は苦戦したが、経験を積んだ。「自分から動くことはできないと思うけどマークして着に入れるように」。まずは脚力の底上げを図る。
高尾 貴美歌(タカオ キミカ)
長崎
 高校時代は自転車競技の中距離種目で活躍。競走訓練、記録会は結果を残せなかったが、真摯に自転車と向き合った。「課題を練習で改善して、少しずつ自分の走りを完成させたい」。努力を積み重ね、一歩ずつ前進する。
山口 伊吹(ヤマグチ イブキ)
長崎
 兄・龍也(111期)の影響で、小学6年から自転車を始める。競走訓練では「自分で動くこと」を意識し、今回生最多の32勝。在校1位に輝いた。「ガールズグランプリで優勝したい」。持ち前のレースセンスでファンを魅了する。
村田 奈穂(ムラタ ナホ)
熊本
 大学からロード競技を始め、その魅力に取りつかれ、「好きな自転車を仕事にしたい」とガールズケイリンの道に進んだ。「先行、まくり、追い込みとすべての戦法を使って勝てるように」。オールラウンダーとして飛躍を誓う。
南 円佳(ミナミ マドカ)
鹿児島
 学生時代にバレーボールの強豪校で活躍した体力と経験を生かそうと適性で入校。先行回数、先行の勝ち星はトップだ。「自分の力をしっかり出し切って、1本1本、納得のいくレースがしたい」。抜群の先行力を武器に頂点を目指す。