決勝メンバー
1番 | 浅井 康太 | 三重 |
2番 | 平原 康多 | 埼玉 |
3番 | 稲垣 裕之 | 京都 |
4番 | 深谷 知広 | 愛知 |
5番 | 村上 義弘 | 京都 |
6番 | 古性 優作 | 大阪 |
7番 | 園田 匠 | 福岡 |
8番 | 南 修二 | 大阪 |
9番 | 脇本 雄太 | 福井 |
3-5-912 |
3=1-952 |
2=1-37 |
2-7-13 |
結果
3-2-5 39.6倍(6番人気)レース経過
前受けに深谷。中団が平原。その後ろが園田。そして脇本ラインで、大阪勢で周回を重ねる。想定の並びである。そして古性がインを切り脇本が続くと思ったがタイミング的に早いと判断したのか脇本は付いて行かない。その時に平原が古性を切るかと思ったがそれもなく。そして脇本が発進。古性は中団狙いなので先行争いも番手飛び付きもなく脇本は楽に先行態勢となった。平原が遅れたが深谷の位置に追い上げ態勢は出来る。近畿勢が5番手まで固めた様な形で、稲垣の優勝は濃厚となった。4番手の古性は別線勝負なので当然まくりに行く。そして稲垣が番手捲り。ちょっとタイミングが悪くもこもこした感じだった。そして平原が古性の仕掛けで出来た内に入り込み村上を退け稲垣とゴール勝負。またかと一瞬思ったが稲垣が踏ん張り優勝。車券的推理結果
悲願達成。この言葉が一番似合う男である。その稲垣裕之がようやくタイトルを手にした。ここまでチャンスと言うより勝つべきレースを落としていた。ここでも際どいゴール前になったが、踏ん張りきった。ようやくタイトルホルダーの仲間入りを果たした。GIで走り始めた頃はスピードがあるがか細い選手の印象であった。その要因の一つに性格的なものと、勝負どころ、そして役割を理解していない事がある。その事も経験を積み、けれんみないスタイルに徐々に変化。しかし、GIの決勝では以前の稲垣が垣間見えた。今回も少し気配は感じた。しかし、それに打ち勝った。それが稲垣の勝因だろう。今年はタイトルを獲ってGPに挑む。競輪祭をまだ残すが、昨年とは別人の稲垣の姿で、GPを魅了する事に期待したい。