インタビュー

東京2020を目指してあと3年間、頑張ります。
デビュー前、デビュー後とオリンピックを目指していた小林優香だったが、一旦、競技からは離れ、ガールズケイリンに専念していた。が、昨年からUCIトラックチーム「DreamSeeker」に入り、東京オリンピックを目指している。
しかし、昨年6月にトラック競技に参加中、落車し怪我を負い、長期の欠場をすることになってしまった。
復活後、また12月落車し、本格的に復帰したのは2017年に入ってからだった。
また、昨年11月から本格的に始動し始めたナショナルチームのフランス人の世界的な短距離ヘッドコーチ ブノワ・ベトゥ氏のもとで指導をうけたことにより、更に進化してきている。
その結果が今回の第86回全日本自転車競技大会トラックレース初日の女子ケイリン優勝だろう。残り1周を先行し逃げ切り優勝。力強いレース運びだった。
今回のインタビューは、第86回全日本自転車競技大会トラックレース二日目、レース後に行った。
東京オリンピックではすべての種目に出たいです。
─女子ケイリンのレース内容は良かったですね。最終周回先行逃げ切りは良かったですよ。

「良かったですか? 本当ですか? なかなか褒めてもらえないので。予選ではペーサーの後ろで1番手だったので、ガールズでも1番手取ることなんてないので(笑)、ちょっと戸惑いましたけど、見ていて流れに乗れたので。ケイリンに関しては自信を持ってできたけど、スプリントは悔しいです、すごく。脚では負けてないのに、やっぱりテクニックだったり、うまさだったり、駆け引きとかがまだまだだなと。(石井)寛子さんと対戦したときみたいに、ああやって押し込め切れれば良かったのかなと思います。ケイリンだけじゃなくて、スプリントでも勝っていきたいです。チームスプリントも含めて、全部出たいです」

第86回全日本自転車競技大会トラックレース
女子ケイリン決勝 残り1周。先行する小林。

決勝ゴール。逃げ切り優勝を決めた。

女子ケイリン表彰。優勝小林優香、2位前田佳代乃、3位太田りゆ
─ファンに一言。
「この3年間は東京オリンピックに向けてやっていきたいと思いますし、もちろんガールズケイリンでも結果を残していけるように頑張りたいと思いますので、ぜひ温かいご声援よろしくお願いします」