インタビュー

石井寛子選手が冷静なレースでガールズケイリンフェスティバル優勝を果たした。今年のガールズグランプリを目指し、今は追い込んで練習している最中で調子が崩れていたそうだ。それが、初日に走ってみたら調子がよくなっており、落ち着いて走れたそうだ。
皆さんの応援のおかげで一番いい結果を出せました!
-ガールズフェスティバル初優勝になりますね

「女子にはないんですけどグランドスラムはカッコイイなと思っているので、ここはどうしても勝ちたいと思っていて、今年でいいのかなって、なんだかご褒美をもらったような気持ちです」
-今回の決勝メンバーを振り返っていかがですか?
「タイムもすごいし、仕掛けもすごいし、隙がない感じでしたが、人の後ろよりも自分でやった方がチャンスはあるかなと思っていました」
-特に意識していたのは?
「梅川風子選手でした! 絶対に飛んでくると思っていたのが風子だったんですけど、思っていたよりも早めに来て迷ったんですけど、風子ならやってくれるだろうと思って前に入れました」
-動き出しが少し遅めのレースでしたね。
「意外でした。もっと早くレースが動くかと思ったんですけど、自分の感覚的には来なかったですね。それで、誰も来ないけど風子が立ち漕ぎしたので、もうこれはついていこうと思いました」
-レースはどうでしたか?
「途中から風子任せだったんですけど、脚をためて行けるところから行こうと思っていました。でも、外にどんどんかぶっていて、外には出られない状態だったので、内が空くのを待ってから内に行きました。」
-最後の伸びはどうでしたか?
「初日の(小林)優香ちゃんの差しがありましたからね。でも、あれのおかげで最後まで気を抜かずに踏めました。あの2着がなかったら、踏めてなかったかもしれないですね」
-冷静でしたか?
「はい、全て冷静でした」
-ゴールの瞬間は?
「落車の音があったし、審議もわからなかったので、どうだろうって思いながら、毎回、わからない感じでゴールですね(苦笑)」
-今回、優勝出来たポイントは?
「もう本当にご褒美としか言いようがないですね。練習を頑張っていて、今、ちょうど調子が落ちている時で、秋からまた頑張ろうって思っていたところなので、なんだかプレゼントみたいです」
-2018年の前半を振り返って?
「ガールズグランプリ争いも激しくなってきて、1月からずっと突っ走ってきて、優勝回数も増えてきたんですけど、今少し落ちてきていたので、今回勝ててよかったです」
-これからの目標は?
「一番は、ファンの方に選んでいただいたドリームレースですね。そして、ガールズグランプリでまたいい成績をおさめたいです」
-ファンにメッセージをどうぞ。
「応援ありがとうございました。目標だった決勝にも乗れて、一番いい結果も出せて、皆さんの応援のおかげです。これからも応援よろしくお願いします!」
石井寛子(いしい ひろこ)1986年1月9日生まれ。身長160.2cm、体重59.5kg。
真夏の夜のレースはどうでしたか?
「一番の目標は決勝に乗ることで、勝ち上がりがすごく大事だったので、決勝に乗れてよかったです。お客さんもすごく多かったですね」