児玉碧衣選手が念願だったビッグレース優勝を果たした。今回は獲れそうという不思議な感覚があったそうだ。その感覚通り、落ち着いて走った結果が初優勝につながったそうだ。その初優勝の喜びと次への優勝への強い意気込みを語ってもらった。

「ずっと優勝することが出来ていなかったので、今回の優勝は本当によかったです」

「昨年も1位に選んでいただいたんですけど何も出来なかったので、今年やっと優勝することが出来て嬉しかったです！」

「奥井（迪）さんの後ろからだったので、奥井さんが動いて、その後ろからついていって、それからカマそうって思っていたんです。けど、その前に（山原）さくらさんや（石井）貴子さんが動いたので、2人が動いてごちゃつくだろうと思い、一瞬ゆるんだところを行こうと思ったのが最終2コーナーだったんですけど、そこから思い切って踏めたと思います」

「いつもなら焦るところなんですけども、今回は気持ちに余裕があったというか冷静だったと思います」

「何かよくわからなかったんですけど、今回は前検日から何かいつもと違う感じで『優勝出来るだろうな』って思ったんです。なんというか一つ殻を破けた感じがします」

「新しいディスクのおかげかわからないですけど、流れる感じがあったので、スピードも出たと思います」

「そうですね、3コーナーで自分が登りに差し掛かるところで、内から（石井）寛子さんが伸びていったので、ちょっとヤバいかなと思ったんですけど、4コーナーまで我慢すれば後は伸びると思っていたので、そのちょっとの距離を我慢しようと思っていて、4コーナーから伸びたのでよかったです」

「3コーナーを登りでも踏めていたので、『あぁ優勝しちゃうのかな』って思いました（笑）」

「自分1人でゴールしたのはわかったんですけど、それでも最初は実感なくて、お客さんが『おめでとう！』ってたくさん言ってくれて、本当に自分が優勝したんだって感じでした」

「はい、たくさん名前を呼んでいただいて、『落ち着いていけよー』っていう声もいただいて、すごく力になりました」

「一緒に走った寛子さんから『おめでとう』って言われた時はぐっときたんですけど、本当にすごく嬉しかったです」

「1つ優勝出来たら、気持ちも楽になりました。あとは次の優勝の時はもっと内容もよくしていきたいです」

「あくまでここは通過点なので、これからもどんどん強くなって、頑張りたいと思います！」

「ファン投票たくさん投票していただき誠にありがとうございました！やっと優勝することが出来ました！あくまでこれを通過点として、これからも頑張っていき、ガールズグランプリで優勝して、私を応援してくださるファンの皆さんとたくさん喜びを分かち合いたいので、これからも応援よろしくお願いします」