インタビュー

初の試みとなるガールズグランプリトライアルが11月20日~22日に小倉競輪場で行われた。
グループA、Bに分かれて戦い、それぞれのグループ優勝者がガールズグランプリの出場を獲得する。熾烈な戦いを制し、グループBは梅川風子選手が大きい舞台で初優勝、グループAは地元の児玉碧衣選手が優勝を決めた。

梅川風子
東京・112期・L級1班
ガールズグランプリは挑戦者として頑張りたいと思います!
-トライアルの優勝で、ガールズグランプリを決めた感想は?

11レース グループB決勝戦 ゴール
「今回優勝して出られるガールズグランプリなので、責任をもってというか、ただ出るだけではないレースをしたいと思います」
-トライアル出場が決まった時はどう走ろうと思ってましたか?
「いつも通り頑張ろうと思っていました」
-実際に走ってみてどうでしたか?
「いつもの開催とは違う環境でしたけど、非常に過ごしやすくて、集中しやすい環境でしたね」
-決勝戦のレースを振り返って、初手は誘導員の後ろからになりましたね

ガッツポーズの梅川選手
「今回は前にいないと勝負にならないような状態だったので、そこから臨機応変に動こうと思っていました」
-レースが動いてから、石井寛子選手についていく形になりました
「石井選手だと思わなかったので、少し不意を突かれた感じで離れてしまったのは自分の弱いところかなと思います」
-その後のコース取りの判断は?
「判断というよりそのコースしか見えてなかった感じでした」
-前に出てから、あと半周ありましたが、どうでしたか?
「長かったですね、やっぱり…。落ち着いて、落ち着いてと思って走ったつもりですけど、とても長かったです」
-ゴール後、声援などはいかがでしたか?
「九州でしたが、たくさん声援をいただいて嬉しかったですね」
-ガールズグランプリ初出場になりますが、抱負をどうぞ
「経験している人もたくさんいるので、自分の経験不足なところをチャレンジャー精神で補えたらいいなと思っています」

児玉碧衣
福岡・108期・L級1班
たくさん名前を呼んでいただいて力になりました
-優勝してガールズグランプリを決めた感想は?

12レース グループA決勝戦 ゴール
「ガールズグランプリに向けて、今の自分がどういう戦法で戦えるか試せた3日間だったと思うので、ガールズグランプリはまだ優勝したことがないし、優勝を目指していきたいと思います」
-今回は初めての試みでしたが、出場が決まった時はどう思いましたか?
「今までずっとガールズの大きいレースは九州以外ばっかりで、今年から競輪祭でガールズのレースが行われるということで、やっと地元のお客さんの前でやっと大きいレースを獲るところが見せられるなと思って楽しみにしていました」
-実際に参加してみてどうでしたか?
「ガールズの参加選手も多かったし、すっごく楽しかったです」
-決勝戦を振り返って、初手は前の方からになりましたね

いわき平、小倉とビッグレース連覇した児玉選手
「皆が動く選手なので、絶対に打鐘から動いていくだろうな、団子になるなと予想はしていたので、一瞬のゆるみを自分で判断して、自分で行けるところから行こうと思っていました」
-後ろになってからは冷静に前を見ていた?
「今回は前がごちゃついてるところを後ろからカマそうと思っていて、考えていた通りになったので、冷静に動けました」
-前の方では色々と動いてましたが、その辺はどう見てました?
「小倉は3コーナーまでに出切っておかないと苦しいバンクなので、しっかり3コーナーで我慢して、あとは4コーナーで伸びていくだろうと思ったので、しっかり我慢しました」
-苦しかったと思いますが、踏んでいてどうでしたか?
「初日、2日目と長い距離をもがいた分、踏み出しも悪くなかったし、スピードものっていたと思います」
-優勝はどの辺りで確信しましたか?
「3コーナーを越えたあたりで優勝できたと思いました」
-声援はいかがでしたか?
「たくさん名前を呼んでいただいて力になりました」
-地元で勝たなければいけないというプレッシャーも大きかったのでは?
「ガールズグランプリがほぼ決まっているというところは気持ち的にも楽だったんですけど、地元ということで少し緊張していました」
-ガールズグランプリに向けて抱負をお願いします
「まだガールズグランプリで優勝できていないので、今年は自分のレースをして、優勝したいと思っています!」