インタビュー

2018年、ガールズドリームレースで優勝し、1つの壁を乗り越えた児玉碧衣。11月のガールズグランプリトライアルも優勝し、そして、ガールズグランプリでも優勝を果たした。『自信を持って走ることの大事さ』をわかってから、ガールズグランプリでも自信を持って臨んだそうだ。2019年はさらに凄さをましてきそうな児玉、彼女の勢いは止まらない!!
2019年は全部獲る勢いで頑張りたいと思います!
-優勝を果たした気持ちは?
「やっぱり一番嬉しいです」
-ガールズグランプリは児玉碧衣選手にとって、どんな舞台ですか?
「1年の中で一番大きい大会ですし、勝てれば賞金女王になれるので、優勝できて嬉しかったです」
-実際に賞金を獲得していかがですか?
「もらったことのない金額をもらえ(笑)、自分自身ゴールしてすごく感動しました。1年間頑張ってきてよかったなって思いました」
-発走機から見た風景はいかがでしたか?
「静岡競輪場はすごくお客さんも多く、たくさんの声援が力になりました。(2018年は)オールスターを獲って、それが自信になったので、今回も自信を持って挑むことができました。道中もすごく落ち着いて駆けれたと思います」
-鈴木美教選手と並走になる場面もありましたが、どの時はどうでしたか?
「本当は入れたくなくて、ずっと並走しようかなと思っていました。でも、美教さんが引く感じが全くなかったのでストレスを感じるよりも、引いて、落ち着いて自分のタイミングをみていこうと思っていました」
-そのあとの周回中はどんなことを感じていましたか?
「梅川さんが前にいたし、(梅川さんが)先に動くだろうと思っていました。それで、我慢比べになったんですけど、自分がホームくらいで行っていれば結果は変わっていたと思うんですけど、しっかり我慢して、(高木)真備さんが動き出して、梅川さんも真備さんを見たので、ここしかないと思って落ち着いて仕掛けることができました」
-仕掛ける時は冷静だったんですか?
「はい、冷静にいることができました」
-踏み込んだ時の手ごたえはいかがでしたか?
「軽くて、スピードもずっと乗っていたので、なんというか、このままいったら優勝だなと思ったので、そのままゴールまで踏み続けることを意識しました」
-優勝の手ごたえはどこでありましたか?
「2コーナー手前くらいで真備さんが行って、それと同時に私も踏みだして、その踏んだ感じがすごくよかったので、このスピードだったらいけるなってバックぐらいでは少し思いました。そして、2センターくらいで『あ、優勝だな』って思いました」
-実際にゴールして声援はどうでしたか?
「本当にすごい嬉しかったです」
-最高の締めくくりができたと思いますが、1年間を振り返ってどうでしたか?
「2016年、2017年とタイトルが獲れないことが続きましたが、2018年にはいってガールズドリームレース、ガールズグランプリトライアル、そしてガールズグランプリも優勝できたので、少しずつ結果がでてきているのかなと、充実した1年だったと思っています」
-ガールズドリームレースを獲ったことがご自身のきっかけになったんですか?
「ガールズドリームレースを優勝してすごい自信にもなったし、勝ちたい、自分なら勝てると思って走った時に勝てた気持ちはすごく大事だなと思いました」
-2019年の目標は?
「全部獲る勢いで頑張りたいと思います!」
-1月のトライアルからすぐに戦いが始まりますね。
「そうですね、気を抜かずに、また2019年にこのガールズグランプリの舞台で優勝できるように頑張りたいですね」
児玉碧衣(こだま・あおい)1995年5月8日生まれ。身長168.6cm 体重66.5kg
優勝して、まずどういった方の顔が浮かびましたか?
「家族だったり、師匠の藤田剣次さんだったり、久留米の選手の方だったり、いつも出待ちをしてくれている方たちの顔でした。いい報告ができると思います」