月刊競輪WEB|KEIRIN.JP
小林優香(福岡・106期・L級1班)
小林優香、久々のガールズコレクションを優勝で飾る!
ガールズコレクション2019大垣ステージを優勝した小林優香選手。昨年のウイナーズカップのガールズコレクションを優勝に続き、今回と連覇を果たした形になります。東京オリンピックに向け、競技でも頑張っている小林選手、数少ないガールズケイリン舞台でしっかりと結果を残しました。
日本の皆さんに小林優香という存在を忘れられないようにここで結果を出したいと思っていました
-優勝を果たした心境はいかがでしたか?
「本当に前回(のガールズケイリンの出場)から日にちが空いて、久々の国内でのレースだったので緊張はありましたが、ここで勝ちたいという気持ちもありましたし、日本のお客様に小林という存在を忘れられないようにここで結果を出したいなと思っていました」
-レースを振り返って、初手の位置はどうでしたか?
「中団が欲しいなと思っていたので、作戦通りでした」
-その後、少しフタをされるような形になりましたが、その辺はどうでしたか?
「落ち着いてレースを見れたと思うし、全部引いても行けるって信じて、冷静に対処できたと思います」
-自信のある脚力を発揮したのはどこからですか?
「バックから4車並走のところを一気にいきました。あそこは一番風が強かったんですけど、そこを乗り越えられたら伸びると思って全開で踏みました」
-実際に踏んでみて手応えは?
「前に(児玉)碧衣がいたので、スピード感ももらえましたし、あとは思い切り行くだけと思っていて、勝てると思っていました」
-手応えはどこで感じましたか?
「3コーナーで大外を抜き切って、あと1人抜くだけってなった時には、スピードは乗れていましたし、全力で行きました」
-直線の時は?
「碧衣を抜いた瞬間に勝ったなと思ったんですけど、最後まで踏もうと思っていました」
-ゴールした瞬間は
「ホッとした気持ちが大きかったです。緊張感もあったので、その中で勝てたことはすごく自信にもなりましたし、今シーズンいいスタートが切れたなと思います」
-たくさんの声援がありましたがいかがでしたか?
「本当に久しぶりにああゆう声援を聞いて嬉しかったですし、応援してくださる方たちのおかげで優勝できたと思うので、本当に感謝しています」
-競技の予定は?
「5月末からロシアの方でクラス1の大会に3つ出て、その後にジャパントラックカップが日本であって、9月に全日本選手権、10月にアジア選手権が終わった後に、ワールドカップがある流れです」
-国内は?
「今、決まっている範囲だと5月の伊東のインターナショナルカップ、外国勢と戦います」
-ガールズケイリンの目標は?
「数少ない中でしっかり結果を残したいと思いますし、車券に貢献できるように優勝したいと思っています」
-今後の抱負は?
「ガールズケイリンに関しては出る時は絶対に優勝、競技のケイリンでは今シーズンの世界チャンピオンになるために25日からトレーニングスタートになりますが、そのことをずっと考えてレースをしていきたいと思っています」
-ファンの皆さんへメッセージを。
「今年、最初のガールズコレクションで優勝することができました。皆さんの応援のおかげで優勝できたと思います。今後も数少ないガールズケイリンを走る機会ではしっかり優勝をしていきたいと思うので、応援よろしくお願いします!」
小林優香(こばやし・ゆうか)
1994年1月18日生まれ。身長164㎝ 体重64.7kg
同じナショナルチームで活躍している脇本雄太選手の強さを見て、緊張していたという小林選手「連日の脇本さんの走りを見て、プレッシャーも感じていましたが、いい刺激にもなりました」