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梅川風子(東京・112期・L級1班)
梅川が初代フレッシュクイーンに輝く!
ガールズフレッシュクイーンが4月14日の高知競輪場で行われました。デビュー2年未満のガールズ選手7名によって争われたこのレース。捲りで快勝した梅川風子選手、この優勝をきっかけにさらなる飛躍を目指します!
新しいガールズケイリンをどんどん応援してください!
-ガールズフレッシュクイーンのレースはどんな風に組み立てようと思ったんですか?
「最終ホームが鍵かなって思っていました。そこでどれだけの人がどういう風に仕掛けてくるか見てからの判断だなと思っていたので、それが遅ければ遅いほど私は突っ張れるという感じでした」
-実際、最終ホームで佐藤水菜選手が仕掛けてきましたが、どうでしたか?
「遅かったですね。もう私が突っ張るタイミングだったので。ちょっとゆっくりめに突っ張ったって感じでしたね。そうしたら、ちょっと浮くくらいかなって思ったら、さらに上を駆けてきていたので、彼女のダッシュ力は強いなって思いました」
-その後の組み立ては?
「番手にはまった瞬間はこのまましばらく待とうかなとも思ったんですけど、でも、そうすると太田(りゆ)選手の捲りは強烈だし、待っていると来ると思ったので、来る前に行こうと思っていました。登りになっちゃうし、行きたくないってタイミングだったんですけど、なんとか行けました」
-なんとかという感じではなく強い捲りでした。
「行けてよかったです」
-フレッシュクイーンでしたが、やはり後輩に負けたくなかった?
「いえ、後輩というより同世代という感じなので、112期、114期というのはある意味同期というか、ここで1つになって盛り上げていけると思うので。初めてこういうフレッシュクイーンのようなレースができて、一緒に盛り上げていけてよかったです」
-初代フレッシュクイーンになりましたね。
「嬉しいですね」
-今後の目標は?
「地元の京王閣競輪場で優勝したいですね。京王閣で走ることがけっこう少ないんですよ。所属選手も多いから、年に1回くらいなんで、そこを取りこぼすとなかなかチャンスがないので、優勝した姿を京王閣のお客さんに見せたいですね」
-今の課題をあげるとしたら?
「レースの中で考える隙を与えてしまうところですかね。日頃のレースのクセが大きいレースで出てしまうので、そこをもう少し考えないといけないと思っています」
-昨年、ガールズグランプリに出場して、ガールズグランプリへの想いって変わりましたか?
「ガールズグランプリも含めて、大きいレースに出られる時は、展開を作って、なおかつ力を出し切ることが課題なので、勝ち負けはそこについてくるという感じで私は走りたいです。一瞬、勝ちを意識してしまう瞬間もあるので、そこが課題ですね」
-ファンにメッセージ。
「今回、優勝できて嬉しいです。新しいガールズ選手、新しいレースでまたお客さんと盛り上がれたらいいと思うので、新しいガールズをどんどん応援してください!」
梅川風子(うめかわ・ふうこ)
19991年3月1日生まれ。身長158㎝ 60㎏
優勝のご褒美は?
「温泉(笑)。ちょっと体調がよくないので、整えて、また頑張りたいと思います」