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石井寛子(東京・104期・L級1班)
ファンの声援を後押しに優勝!
ガールズドリームレースを優勝した石井寛子選手。ガールズケイリンフェスティバルでは7着7着1着という成績に悩んだそうだが、今回は声援を力に変えていきました。これでガールズグランプリ出場にぐっと近づき、年末を見据えて、練習にも気合が入りそうですね。
ファンの皆さんのおかげで、この大舞台で走れたので本当に感謝しています!
-ガールズドリームレースを優勝した心境は?
「今回の目標が何かしら課題を見つけて帰るということだったんですけど、優勝できたことはご褒美だったと思っています。5月の頃からちょっと身体が重かったり、自分のレースができなかったりしていたんので、何が原因かって考えていたんですけど、今日は素晴らしいメンバーと戦えるので勉強できたらなと思っていました」
-ガールズケイリンフェスティバルの時は少し苦しそうな印象を受けました。
「あの時も原因不明で悩みました。最終日に1着を取れたので脚は回っているなって思ったんですけど、2日間はちょっと悩んでました」
-今回、結果を出せてどうでしたか?
「優勝は嬉しいです。でも、勝ち方も二度とこんないい展開に恵まれないと思うので、また考えていきたいと思います」
-レースを振り返って、初手は5番手からでしたね。
「前回のレースの時にケガをしてしまって、それが少し不安にあって、今回は自分で動くのはムリかなって思い、それで、児玉碧衣ちゃんの後ろが取れたらいいなって思っていました」
-その通り、児玉選手の後ろが取れました。
「必ず自力でレースをする選手なので、動いたら、死ぬ気でついていこうって思ってました」
-最終ホームからの児玉選手の踏み出しはいかがでしたか?
「カーブで少し離れてしまったので、ダッシュはやっぱりすごかったです。最初からあの形で碧衣ちゃんについたことがなかったので、とてもいい勉強になりました」
-バックを通過する時は後ろは見てましたか?
「見えなくて、誰がどこにいるかわからなかったんですけど、前を見てタイミングを見計らっていました」
-どの辺りで決まったと思いました?
「後ろから来るかもっていう焦りが少しあったので、フォームが乱れたので、差せたかって不安でした」
-優勝の手応えはどこでした?
「(ゴール後に)、お客さんのざわざわした声と、『寛子おめでとう』って聞こえたので、それで勝てたかなって思いました」
-ファンに選んでいただいたドリームレースを走るわけですからね。
「毎年、ドキドキするんですけど、今年もたくさん投票していただいて4位に入れていただいて、この大舞台で走れたので、本当に感謝しています」
-賞金も大きく積み重ねましたが、今の目標は?
「今回の優勝で、ガールズグランプリに近づいたので、今日からガールズグランプリに向けていきたいと思います」
-応援してくれるファンの皆さんにメッセージをどうぞ。
「たくさんの投票ありがとうございました! おかげでドリームレースを優勝することができ、ガールズグランプリに近づくことができました。皆さんのおかげです。これからも応援よろしくお願いします!!」
石井寛子(いしい・ひろこ)
1986年1月9日生まれ。身長160.2cm 59.5kg
声援はいかがでしたか?
「今回のメンバーそれぞれすごい人気で、それぞれがすごい声援でした。でも、優勝した後に『おめでとう』って言ってもらったので嬉しかったです」