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児玉碧衣(福岡・108期)
児玉が2020年初のガールズコレクションを制覇!
児玉碧衣選手がガールズコレクション2020福井ステージを優勝しました。
1月の岐阜のトライアルで決勝戦7着になり、5月のガールズコレクションの出場権を逃してしまい、今回にかける気持ちも強かったそうです。
目標に向かい、まだまだ強くなると誓う女王・児玉選手、頼もしいですね。
自分でわかるくらいにスピードに乗っていました
-優勝した率直な心境は?
「5月のコレクションは出れず、今のところ賞金ランキング的に厳しいところだったので、ここはどうしても獲りたいと思っていました。ちゃんと獲れて、ちょっと賞金的にも余裕ができたのでホッとしました!」
-レースについて聞きたいのですが、まず初手は3番手でしたね。
「はい。でも、やっぱり皆が動いてきて5番手になって、でも、そこは冷静に周りの動きとか見れていたと思うし、(高木)真備さんがけっこう車間を空けていたので、他の人任せにするとちょっと届かないかもと思っていました。でも、そこは自分を信じて行って、しっかり届いたので、自分の中でも脚力があがってきているなって感じました。ここに来る直前の練習も感じがよかったし、やってきてよかったなと思います」
-仕掛ける時に6番・鈴木美教選手の動きは?
「あんまり気にならなかったですね。もう自分がスピードを出すことに精いっぱいで、周りの動きはあんまり覚えていないし、出た時も自分でわかるくらいにスピードに乗っていたので、あまり気にならなかったです」
-前の選手が見えた時は?
「車間がけっこう空いていたのがきつかったんですけど、意外に踏み込むとスピードが出ていたし、いい距離間でスピードをもらい、またスピードもあがっていって、ゴールできたので、あとは後ろの(石井)貴子さんに抜かれるか抜かれないかだけだったので、そこはしっかりゴールまで踏みました」
-仕掛けた時点で、しっかり踏めそうだと感じました?
「ゴール線で貴子さんと勝負だと思っていたんですけど、その道中は本当にスピードが乗っていたから、捲りきるなとは思いました」
-1月のトライアルで悔しい思いもあったと思います。
「次の5月トライアルが出れないので、次はサマーナイトフェスティバルだと思います。昨年は決勝2着で貴子さんに負けているので、今年はサマーナイトフェスティバルも優勝し、オールスターもファン投票で出場できたらそこも優勝、競輪祭のトライアルも優勝して、ガールズグランプリも3連覇を目指せるように、そこを目標に着々と脚力をあげていきたいと思います」
-最後にファンにメッセージをどうぞ。
「今回は画面越しの応援ありがとうございました!こういう時期で今回は無観客ということだったんですが、また福井に来た際は福井のファンの皆さんに会えることを楽しみにしているので、これからも応援よろしくお願いします!」
児玉碧衣 (こだま・あおい)
1995年5月8日生まれ。身長168.6cm 体重66.5kg
Q.ちょっと早い次のサマーナイトフェスティバルへの意気込みは?
「今回の(ウイナーズカップの)コレクションを優勝できて、あとはサマーナイトフェスティバルだけ獲ってないんで、ぜひ優勝したいと思います!」