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高木真備(東京・106期・L級1班)
高木真備が新女王に!
高木真備選手が念願のガールズグランプリを優勝しました。競輪学校時代から夢見ていたもの、5度目にしてついにその夢を叶えた高木選手。落ち着いた仕掛けで、最後までしっかり踏み切ったレースはお見事で、2022年も素晴らしいレースを期待したいですね!
ゴール後はファンの皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいでした!
-優勝を果たした心境は?
「一番の目標だったので、嬉しい気持ちと、あとはここまで支えてくれたファンの皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです!」
-その目標はいつ決めたんですか?
「競輪学校時代に目標を決める授業があって、その時に決めました」
-ガールズグランプリの優勝ってどういう風に見ていましたか?
「デビューしてからすぐに勝てる選手ではなかったので、一般戦になってしまうこともあるくらい、なかなか勝てなかったんですけど、でも、絶対にあきらめないで達成しようと思ってこれたので、本当に達成できてよかったです」
-レースを振り返って、初手は2番目からでしたね。
「できるだけ前受けしたいと思ってました。外枠だったけど、前が取れてよかったです」
-周回中は何を考えてましたか?
「とりあえず落ち着いてと思って走っていました」
-打鐘がなって、レースが動いた時は?
「周りのスピードと自分がどうしたいのかを考えてました」
-まず仕掛けたのは小林優香選手でしたが、どうでしたか?
「優香の先行はちょっと予想外だったんですけど、その中でも落ち着いて対応できたのでよかったと思います」
-最終バックから仕掛けていきましたが、どうでしたか?
「とりあえず全力で踏んでいった感じです」
-後ろから迫ってくるのは感じがありましたか?
「感じました」
-ゴールまではどんな心境?
「もう誰も来ないでーって祈っている感じでした(笑)」
-優勝の実感は?
「ゴール線を通過した時に『あっ、ウソ!』って思ってました(笑)」
-その後はすごい声援だったと思いますが、どうでしたか?
「今までで一番嬉しかったですね!!」
-新車から乗り慣れたものに戻したのは?
「新型を乗ったからこそピンクの自転車のよさもわかったので、試した期間も自分のためになったと思うし、戻したからもそのよさを活かして走ろうと思ったので本当によかったと思います」
-2021年を振り返って?
「ガールズグランプリまでは、自分の走りをできたビッグレースは1つもなくて、悔しい思いしかなかったんですけど、こうして最後に優勝できて、いい1年だっだなと思えました」
-すぐに新しい年が始まりますが、どんな走りをしたいですか?
「このガールズグランプリで力を出し切れたことを自信にして、また1月から、またこの舞台を走れるように頑張っていきたいと思います」
-ファンの皆さんへメッセージをどうぞ。
「ここまでたくさんの応援いつもありがとうございます!苦しい時も、勝てない時もたくさんの方が応援してくださったおかげで勝てたと思います。2022年もしっかり頑張っていきますので、また応援よろしくお願いします!!」
高木真備 (たかぎ・まきび)
1994年8月17日生まれ。身長162cm 体重68kg
Q.ゴール後は泣かれてました?
「泣きそうにはなりましたけど、涙が出たわけではありませんでした(笑)。どちらかというと"びっくり!"みたいな感じでしたね」