インタビュー

勝率60%越え、連対率も非常に高く約80%(3月7日現在)、今、狙い目なのが堀内俊介だ! 近年でも稀に見る粒ぞろいの107期の中でも注目の集まる選手の1人だ。ルーキーチャンピオンレースの出場も確定し、今後も目が離せない選手になりそうだ!
同期に負けないように力をつけていきたいですね! もっと、もっと力をつけて上を狙っていきたいと思います!!
-近況の調子はいかがですか?
「最近はそんなに調子がいいと思うことがなくて、なんとか決勝にいけているって感じです」
-この成績でよくない…ですか?
「はい、先行していないので(苦笑)。前を取らされて、カマシとか捲りばっかりになっているんですけど、もっと突っ張ったり、もっと先行出来て、勝てるくらいじゃないとダメかなと思います」
-堀内選手で力足りないって(笑)。
「いやー、まだ先行とかで力が、足りない部分がたくさんあると自分では感じているので」
-堀内選手は、捲りも早めから動いていますね。
「なるべく早め、早めのレースをしたいなって思っているんですけど、ちょっとまだ先行意欲が足りないのかなって思っています」
-そんなことはないと思いますが。
「まぁ、意欲だけじゃどうにも出来ないこともあるんですけど、同期に負けないように頑張ります」
-かなり対戦選手からも警戒されていますからね。
「そうですね、でも、強ければ、それでも出来ると思うので。吉田君はS級でも先行で優勝していますから」
-今年の目標は?
「まずはS級の点数を取ることです。もうすでにS級で活躍している同期もたくさんいるので、それに負けない力をつけていきたいです」
-同期の活躍は刺激になっていますか?
「はい、かなり刺激になります。今、S級に特進しているメンバーが強すぎるので、それを目標に、自分も負けないように頑張りたいなって、そう思っています」
-堀内選手ももう少しで特進が出来そうじゃないですか。
「でも、S級に特進しているメンバーを見ると、自分はまだ、そこまでの力はないかなと思っているので、もっと力をつけて、S級に上がれたらいいかなと思います。まだ強い勝ち方が出来てないと思います」
-先ほど競走得点でS級を、と言っていましたが、やはり特進は意識している?
「もちろん、チャンスがあればというか、自分にそれだけの力がついた時はしっかり狙っていきたいと思います。あまり冬が得意ではないので、夏に調子がよければ、狙えるチャンスがあれば頑張りたいと思います」
-暖かくなってきたらチャンスですね。
「暖かくなれば自分としてはやりやすいです。でも、それは他の選手も同じだと思うんですけど、暖かい方が自分は好きなので、力がついたら狙いたいと思います」
-堀内選手の強地脚というか、外並走でも、ぐっと粘れる脚は武器ですね。
「最後まで負けたくないって気持ちで踏んでいます。でも、まだ、ロード地脚って感じで、競輪のスピード地脚にはなりきれてない部分があるので、もっとトップスピードをつけたり、パワーをつけて、競輪の地脚をつけたいなって思っています」
-今の一番の課題をあげるとしたら?
「トップスピードとパワーですね」
-あと、同期の対決はやはり燃えますか? 1月宇都宮の決勝戦の山岸佳太選手との対決もいいレースでしたが。
「そうですね、他のレースよりも気持ちが入るというか、負けたくないなって思いますね」
-10月松戸の決勝は、吉田拓矢選手の特進のかかった対決で力の入ったレースでしたが、あの時はどうでしたか?
「あの時は、すごいスピードで吉田君に抜かれちゃったので。あれはどう走っても抜かれてしまったと思います」
-最近の練習方法は?
「ロードとバンクですね。バンクでは師匠(三住博昭)にバイクで引っ張ってもらったりしています。あとは、高校、大学は自転車部でロードをやっていたので、ロードの時はだいたいロードレーサーでやっています」
-ルーキーチャンピオンへの意気込みは?
「茨城勢がすごい強敵ですけど、自分も何か出来るように。ルーキーチャンピオンレースまでの残り期間少ないですけど、調子をあげて、戦えるように頑張りたいと思います」
-最後にファンにメッセージをどうぞ。
「まだまだ力が足りないところがあると思うので、もっと上で戦えるような力をつけて、いいレース、最後まで諦めないレースをしたいと思います。応援よろしくお願いします!」
堀内俊介 (ほりうち・しゅんすけ)
1990年1月17日生まれ。
最近の趣味や癒しの時間は?「うーん、けっこうロードレーサーに乗るのが趣味みたくなっていますね(笑)。練習しないと落ち着かない時があるので、練習じゃないけど、軽く乗るくらいが気分転換が出来るかなっていう感じです」