9月12日、YAMADAグリーンドーム前橋(オールスター2日目7レース)に「KEIRIN EVOLUTION」が開催されました。ケイリンエボリューションは、オリンピック等の国際競技大会で使用されているカーボン製自転車を使用し、オリンピック等の国際競技大会を規範とした先頭固定競走(インターナショナル)で実施します。
9月10日、前検日に集まった大薗宏選手、明田春喜選手、黒田淳選手、雨谷一樹選手、郡司浩平選手、好永晃選手、金成和幸選手の7名の選手に先ずはエボリューション出場に当たり、作戦等を聞いてみました。
1番車・大薗選手「車番が1番車なんで有利かもしれないですね。最終ホームでいいとこにいれればいいですね。それで脚に余裕があれば、捲ってきたのに合わせて捲ればいいし、脚がなかったら前についていく感じでいきたいです。1着を狙って頑張ります」
2番車・明田選手「違った雰囲気も味わってみたいと思って、良い経験になると思います。後方にならないようにしたいと思います」
3番車・黒田選手「作戦は、もう自分の中で決まっているので。初手次第で、自分の思った位置が取れたら、いつものレースをします。取れなかったら、流れ次第で、何かしたいなと思います」
4番車・雨谷選手「力を出し切れるように、行けるところから頑張りたいと思います。優勝を狙って頑張ります」
5番車・郡司選手「どういうレースになるかわからないけど、いつも通り自力で走りたいと思います。こういうレースは初めてなので、楽しみですね」
6番車・好永選手「どんなレースになるかわからないですからね。ここに来る前に1回乗ったけど、チームスプリントの時のギアで乗ったんで、なんとも言えないですね。軽く感じますね」
7番車・金成選手「皆が単騎のレースなんで、普段と違うレースをしたいと思います。地区プロの競輪で3連覇していますから、自力はちょっと出せるので、頑張ります!」
と各選手が目標を語っていました。
エボリューション出場選手で指定練習。 |
普段の競輪とは違うので、スタート練習等をします。 |
先頭員退避等、どのような感じになるのか練習しました。 |
レースは、好永が前を取り、好永、大薗、金成、雨谷、明田、郡司、黒田で初手は並んだ。残り2周で雨谷が車間を空けて後ろを見ていると、打鐘から好永が先行。最終ホームから雨谷が捲っていったが、それに合わせて大薗が捲っていった。合わされた雨谷が最終4コーナー過ぎに後退。大薗がそのままゴールかと思いきや、捲り追い込んできた郡司が一気にゴールを駆け抜けて1着。大薗が2着。3着に郡司を追走した黒田が入った。
発走直前。 |
スタート |
周回 |
打鐘で先頭員退避 |
残り1周。先行する好永。 |
残り半周。捲る1番大薗。 |
横一線のゴール前。 |
ゴール。 |
優勝は郡司浩平 |