インタビュー

第8回KEIRIN EVOLUTION(ケイリンエボリューション)が、豊橋競輪場で、国際自転車トラック競技支援競輪・穂の国金メダル争奪戦の最終日(11月15日)第9レースに行われました。中部地区で初開催となるエボリューションを制したのは山賀雅仁でした。




ハンドルもカーボン製を使えます。
レースは、4番伊藤裕貴が前を取り、その後に1番猪俣康一が続く、3番手を2番桐山敬太郎が取ったが、7番山賀雅仁が車を上げてきて3番手に入る。しかし、桐山が再度車を上げて、3番手桐山、4番手に山賀が入り、その後ろに3番阿竹智史、5番角令央奈、6番越智展孝の並びで周回を重ねる。残り2周から角が上昇していくと、それを追走した越智が打鐘で先頭に立った。最終ホーム前から一気に桐山が叩いて先行する。最終バックで伊藤が捲っていくが、それに合わせて山賀が追い込んでゆき、山賀が優勝を飾った。2着は桐山、山賀を追走した阿竹。3着に猪俣が入った。


周回中

残り1周半。打鐘でペーサーが離脱。

打鐘過ぎ、6番越智が前に出る。

残り1周。桐山が先行態勢に。番手には山賀。

残り半周。依然、桐山が先頭で一本棒に。


ゴール前の攻防


横に広がるも、番手から踏み込んだ山賀が第8回エボリューションを制した。


レース後、勝利者インタビューに応える山賀。
レース後インタビュー
◆1着の山賀雅仁選手
「こういう漢字じゃないケイリンを走るのは函館の全プロ以来でした。風も強いし、ちょっと怖かったけど、優勝出来てよかったです。7番車だったし、スタートで入れてもらったことが大きかったですね。そこが全てですね。あとは自分で仕掛けてもよかったし、桐山くんがたぶん仕掛けるだろうと思っていました。今回は皆自力だし、単騎は難しいですね。展開がよく、優勝出来てよかったですね。素直に嬉しいです!」

◆2着・阿竹智史選手
「南関の動きに期待していたんですけど、今の自分の調子ではちょっと…苦しかったですね。バックでは行けなかったし、タイミングが取れませんでした。調子を戻して、また頑張ります」
◆3着・猪俣康一選手
「初めての参加だったので、反省点はありますけど、でも、面白かったですね。ヨコもない分、力勝負だし、ラインがない分いつもと仕掛けも違ったし、タイミングも違ったし、その中で1着を取るためにどう力を出すかという感じでした」
◆4着・角令央奈選手
「変な緊張がありましたね。ちょっと斜行(?)とか失格とられるのかとかルールが不安になりました。サーヴェロ(角が使用した自転車。一般には中距離用とされている)は意外に走れました。また走りたいですね」
◆5着・桐山敬太郎選手
「普段はあんなにホームで緩むことがないから、いいのかなーって感じで行きました(笑)。逃げ切れなかったので残念です。山賀さんが優勝してくれたんでよかったです」
◆6着・伊藤裕貴選手
「展開のミスでしたね。もう少し誘導もあがると思ったし、もっと流れがあると思ったので、それが思ったレースと違い、勝負どころで前にいれなかったのが敗因でした。これも勉強になったし、違う刺激が入ったので、また競輪でも頑張ります」
◆7着・越智展孝選手
「一番後ろだったので、自分が動くのはやばいかなと思って、誰か動くのを待っていました。誰が動くかわからないので、難しかったですね。初めてだったので、全然わからなかったけど、あんな感じなのかなと思います。いい経験が出来たと思います」