インタビュー

◎中川誠一郎
リオオリンピック成績:男子スプリント25位

中川誠一郎
─予選敗退となってしまいましたが、振り返っていかがですか。
「力は出せたので、もう満足です。(いつもよりギアを上げたのは)10秒フラットくらいだと(予選を)上がってもいい勝負はできなさそうだったので、9秒8くらいを目標にやってみたんですけど、タイムが出なかったという感じですね。最初に出場したロンドンでは悔いが残ったのもあったので、それだけはないように、しっかり全力を出せればいいなと思っていたんですけど、それはできたかなと思っています」

─応援してくださっていた方々や、ファンの皆さんに一言お願いします。
「応援してくださっていた方々にはちょっと残念な結果になってしまったんですけど、自分なりには全力を出した結果なので、満足しています。応援ありがとうございました」

◎渡邉一成
リオオリンピック成績:男子ケイリン1回戦敗退

渡邉一成
─レースを振り返っていかがですか。
「しっかり準備をしてきたつもりだったんですけれども、世界との差というのを痛感したレースになりました。過去2回(北京、ロンドン)に比べれば自分の実力、そして平常心で走れたレースになったんですけれど、本当に悔しい思いで帰ってくることになってしまったので…。なかなかチャンスというのは回ってこないし、自分で掴まなければいけないんですけど、やっぱり悔しい結果ですね」

─応援してくださっていた方々や、ファンの皆さんに一言お願いします。
「自分が頑張ってこられたのは応援してくださった方々の後押しがあったからなので、そういった人たちに少しでもいい結果をと思い、胸を張って帰れるようないいレースがしたいと思ってリオでは走りました。悔しい思いを噛み締めて、次は国内のレースで頑張っていきたいと思います。競輪は9月の共同通信社杯から復帰予定で、競技のほうは少し今後の予定を考えて続けるなり、引退するなり考えたいと思います」

◎脇本雄太
リオオリンピック成績:男子ケイリン1回戦敗退

脇本雄太
─レースを振り返っていかがですか。
「初めて出たオリンピックだったんですけど、プレッシャーに負けた感じではありますね。(W杯や世界選手権とは)雰囲気が全然違いますし、周りの選手もすごく気合が入っているのが見えるので、そこに押しつぶされた感じです。1回戦は本当にプレッシャーで自分のレースができなかったんですけど、敗者復活戦では少し緊張も抜けて自分らしいレースができたんじゃないかなと思います。(リオを終えて)僕の中では"ああ、これがオリンピックか"っていう、初めて味わった楽しみというか。終わってみればすごく楽しかったんですけど、走るまでにすごく緊張したので、またこれを味わってみたいなという気持ちではありますね」

─4年後の東京オリンピックも目指されると思いますが、今どんな思いがありますか。
「今回はかなり短いスパンで練習を積み重ねてやってきたんですけど、今度は4年後っていう長いスパンが見えているので、それをしっかり、ちょっとずつでいいのでステップアップして力をつけていきたいなと思っています」