インタビュー


通算14回目になるKEIRIN EVOLUTION(ケイリン エボリューション)レースが、10月18日、被災地支援競輪千葉競輪開設67周年記念(GIII)最終日9レースに行われました。
KEIRIN EVOLUTION史上初めての500バンクで行われたレースは、武井大介が誘導員のすぐ後ろを一旦取り佐藤博紀をむかえいれ、並びは佐藤、武井、勝瀬卓也、土岐幹多、栗山俊介、金子幸央、福島武士で落ち着いた。打鐘2センター前あたりから栗山が上昇。佐藤と金子が番手で並走になった。並走のまま最終4コーナーまで来るが、ここで金子が力つき、そこから佐藤が追い込んできた。優勝は佐藤。武井大介も追い込んでくるが2分の1車輪差で2着。9番手から外伸びてきた土岐が3着に入った。


周回

残り1周前。先頭員離脱

残り1周。

最終バック

ゴール

優勝を決めガッツポーズ
レース後インタビュー
◆優勝の佐藤博紀選手
「とりあえず前からと思ったんですけど、スタートして武井さんも早かったので、取られたかなと思ったら、入れてくれたのでよかったです。そこから後は来た人に合わせようと思いました。皆、脚あるから苦しかったです。金子君もあんなに粘ると思わなくて、きつかったです。ヨコはないので、内で我慢すればと思って、耐えました。また、気持ち入れて頑張ります」

◆2着の武井大介選手
「作戦的には、自力に誰か入ってもらって飛びついてもらってって思ったんです。飛びつかせて、捲られたところを、差したかったんですけど。途中まではよかったけど、余った自力も来ちゃいますよね。あそこまで誘導員がいることは普段なかなかないので、あそこまでスピードあがると思わなかったし、走ってみて思ったのは、だったら自分で飛びついた方が結果よかったかなと思います。仕掛けたらかかって捲れないし、そこに飛びつくのがかたかったかもしれないですね。500だと、他と違うし、やってみないとわからないことはありますね。やった方です」
◆3着の土岐幹多選手
「色々考えたんですけど、500だし、最後のワンチャンスにかけてというのがよかったですね。頭までは届かなかったけど、最後までためた方がよかったです。他の人も強いですけど、チャンスを逃さずいけてよかったです」
◆4着の栗山俊介選手
「後ろも見ていたけど、でも、ゆるめたら絶対に来ると思ったので、全然ゆるめられない展開でした。でも、ずっと後ろで外並走してくれたら展開が向くかと思ったけど、しょうがないですね。自分のレースは出来たので、そこはよかったと思います」
◆5着の勝瀬卓也選手
「いつもなら内にいくけど、外を踏んじゃいました。あれだったら、詰まっていたし、ダメもとでバックから仕掛けていけばよかったかもしれないですね。でも、また機会があればチャレンジしてみたいですね」
◆6着の福島武士選手
「いい位置だと思ったけど、(金子と)一緒にタレちゃいましたね。余裕はあったけど、ビタビタにつき過ぎて、ちょっともったいないことしましたね。あれは金子君が下がってくる前に自分で行かなきゃいけませんでした。色々と考えたけど、ちょっと自分の勇気が足らなかったですね」
◆7着の金子幸央選手
「あの展開はちょっと耐えられなかったですね。あたれないのはキツかったです。あれだったら自分で駆けた方が楽なんじゃないかって感じでしたね。やっぱり人頼みにしたのがよくなかったですね。一発勝負はしっかり自分で動かないとダメだなって、反省になりました」