インタビュー



第15回KEIRIN EVOLUTION(ケイリン エボリューション)レースが、11月15日、平成28年熊本地震被災地支援競輪開設66周年記念・大楠賞争奪戦の第9レースに行われました。今回はリオオリンピックでケイリン銀メダリストのマティエス・ブフリも参戦し、レースは大いに盛り上がりました。

レースは、伊原克彦が前を取り、伊原、武田憲祐、佐川翔吾、上吹越俊一、馬場和広、和田健太郎、マティエス・ブフリで周回を重ねる。打鐘2センター過ぎから佐川が先行に出ると、伊原は番手にはまる。人気のブフリは6番手の内で万事休すかと思われたが、和田が引いて外が空き、ブフリは最終2コーナーから捲っていった。伊原も最終バックから番手から発進したが、ブフリが捲り追い込んで優勝を決めた。2着は伊原。3着に外伸びてきた馬場。


スタート

周回

打鐘2センター

最終ホーム

最終2センター前

最終2センター

ゴール
レース後インタビュー
◆優勝のマティエス・ブフリ選手
「今回はどんなレースになるか、全く想像もつかずレースに臨みました。半周くらいで捲りに行こうと思いましたが、とてもびっくりするくらいスピードが早かったですね。全力で踏みました。とてもハイスピードでした。内になった時は自分でもびっくりしましたが、国際大会でもそうですがいつもフィーリングでレースに臨んでいて、パッと空く瞬間があることはわかっていたので、行けてよかったと思います。また頑張りますので、よろしくお願いします」

◆2着の伊原克彦選手
「もうひと伸びでしたね。脚力不足です。絶好の展開でしたし、ブフリをもう少し苦しめたかったですね。でも、これも競輪につながると思うし、また頑張って、大きいレースに出られるように頑張りたいと思います」
◆3着の馬場和広選手
「先行は出来なかったけど、久しぶりに確定版に乗れたのはよかったですね。この自転車はやっぱり走ります。次は競輪で頑張りたいですね」
◆4着の武田憲祐選手
「いい位置にいたけど、回転負けでした。伊原さんが捲っていってくれた時についていくのに必死だったので、ブフリがきていたのはわかったけど、ちょっと外にはずして出て行く脚の余裕はなかったです。でも、いい経験になりました」
◆5着の上吹越俊一選手
「ブフリが後ろだったので、判断が遅れてしまいました。佐川君をついていけば、番手もあったかもしれないけど、ちょっとブフリを気にし過ぎましたね。しょうがないです」
◆6着の和田健太郎選手
「ブフリが内にいて、でも、そこは締められないし、どうしようもなかったですね」
◆7着の佐川翔吾選手
「誰も動かなかったし、自分は中団だったので、誰も動かないなら1周くらい行ってやろうと思って行ったんですけど、残れなかったのは悔しいですね。いつものラインのありがたみがわかりました」