インタビュー

2017年最初のKEIRIN EVOLUTION(ケイリン エボリューション)が、1月22日、松山競輪場で行われました。通算17回目になる今回のレースは、中井太祐が捲りで快勝しました。

レースは、大竹慎吾がスタート飛び出し、大竹、白戸淳太郎、立花成泰、尾崎剛、佐藤和也、小川祐司、中井太祐。しかし、中井が車をあげ、大竹が迎え入れる。小川も車をあげたが、位置を取れず、車を下げた。赤板からゆっくり上昇し、小川が打鐘から駆け、尾崎が追走。中井は3番手に入った。最終バック前から中井が捲り、優勝を決めた。2着は大竹。白戸は微差で3着に。


スタート

周回中

打鐘

残り1周

最終バック

ゴール

優勝した中井太祐
レース後インタビュー
◆優勝の中井太祐選手
「一番人気だったので緊張しましたが、優勝出来てよかったです。最初、自力で後ろにかたまっていたけれど、牽制されたらきついなと思って前にいったら、誰か入れてくれるかなと思って前に行きました。いい位置取れたし、いい展開でしたね。自転車はまだ使いこなせてないかもしれないけど、競技用の自転車は好きです。こういう経験も今後に活かしていきたいです!」

◆2着の大竹慎吾選手
「前を取れたことが一番大きいです。風が強かったので、先行選手が前を取りに来ると思ったので、前を取ったら案の定、前に中井君が来てくれました。よかったです。和歌山記念を終えてから、身体の使い方がよくなって、前はそんなにスタートが早くなかったんですけど、早くなりました。50歳台になって進化しました(笑)」
◆3着の白戸淳太郎選手
「経験で大竹さんの方が上回っていました。自分は、前で誰も来なかったらどうしようと思ったけど、大竹さんは前を取って誰か来るだろうと思っていたので。僕は2、3番手が欲しいと思っていたところに、大竹さんが前を取ったので、ちょうどいいかなと思ったら、中井が前にあがってきたので、優勝はまず難しいなと思いました。大竹さんは抜きたいと思ったけど、届きませんでした」
◆4着の立花成泰選手
「一番いいところは取れたと思います。自力が3人いたので、それがやり合ってくれて、それを捲れるかなと思っていたので、すんなりだときついですね。大竹さんが上手かったですね。皆んなが中井の後ろを飛びつく展開なら面白かったかもしれないけど、強い選手がすんなりはきついです。また機会があったら頑張ります」
◆5着の尾崎剛選手
「小川が単騎で先行すると思ったので切り替えました。競技用の自転車なら、また違うかなと思ったけど、中井が強かったです。最終バックで自分が行けなかったですね。そこまで、ちょっと夢見たけど、やっぱり中井が強い。勉強になりました」
◆6着の佐藤和也選手
「ついていっても浮いて終わるなら、脚をためて一発仕掛けようと思ったのですが、中井が3番手にいたのではムリですね。ちょっと甘すぎました。あそこからでも捲れる自信はあったんですけど、脚が寒さで固まっていました。ちょっと恥ずかしいレースをしてしまいましたね」
◆7着の小川祐司選手
「前に中井君がいったから、中団からカマシに行きたいなと思ったけど、後ろになったので…。単騎戦なのでしょうがないですね。もっと信頼してもらえるように力をつけるだけです」