インタビュー

大垣競輪場で開催された第5回トラック支援競輪(GIII)、その最終日9レースに行われたKEIRIN EVOLUTION(ケイリン エボリューション)レース。好位置から仕掛けた永井清史選手が、トマシュ・バベク選手の猛攻をしのぎ、2回目のエボリューションレース優勝を飾りました。


レースは、誘導以下、神田龍、永井、西田大志、佐藤朋也、岡部芳幸、バベク、林雄一の並び。打鐘から神田が先行。最終ホーム前からバベクが捲っていく。最終バックから永井も捲り発進。2人のもがきあいは最後まで続き、接戦を制して永井がエボリューションレース連覇を果たした。2着はバベク。3着に神田が入った。


スタート

周回

打鐘

最終ホーム前

最終バック

ゴール

優勝の永井選手
レース後のインタビュー
◆優勝の永井清史
「バベク選手に勝てたのは嬉しいですね。彼も自分を意識していたし、自分も意識していたので、お互いに意識し合っていました。やはり岐阜で勝てたのは嬉しいですね。4コーナーでバベクは遅れるかなと思ったけど、彼の地脚がすごかったですね。エボリューション2勝も嬉しいです。普段の練習から、この自転車に乗っているので、やはり慣れているのは大きいと思います」
◆2着のトマシュ バベク
「永井選手の動きを見て、行こう行こうと思ったんですけど、行き切れなくて苦しかったです。永井選手は北京五輪でメダルを獲っているのは知っていてキーパーソンなことはわかっていました。でも、他の5人のことはよく知らなくて、彼らは自分のことを研究しているのだなとレース中に感じました。最初のレースで2着は上出来かなと思います。世界選以降レースから遠ざかっていたけど、徐々に調子はあがっていくと思うので、期待してください」
◆3着の神田龍
「思ったように行けました。たまたま3着だと思うので、自転車が伸びてくれました。やはり自転車の進みは全然違ったので、気持ちよかったですね」
◆4着の林雄一
「いやー、五輪メダリストと世界選メダリストのもがき合いについていったけど、最後に力尽きました。2年前ならついていけたかな(笑)」
◆5着の岡部芳幸
「やはりいつもの競走と違うので、感覚を変えないといけないから難しかったですね。いい勉強になりました。また頑張ります」
◆6着の西田大志
「あんなに絶好の位置にいて、勝てないのは自分の力不足です。最終バック前まではよかったんですけど、あれで勝てないところが今の自分の脚だと思うので、練習してきます」
◆7着の佐藤朋也
「少しでも弛めば行くつもりだったけど、あの展開だと行けなかったですね。そこは一か八かと思っていたので、しょうがないです」