インタビュー

小松島競輪開設67周年記念・阿波おどり杯争覇戦(GIII)、最終日(7月9日)9レースKEIRIN EVOLUTION(ケイリン エボリューション)レースが行われました。シェーン・パーキンス選手が優勝を決め、通算150勝を決めました!

レースは、誘導以下、山下一輝、長島大介、齊藤竜也、佐藤真一、安部貴之、パーキンス、守安政雄で周回を重ねる。打鐘がなっても誰も動かず。最終ホーム前から安部がカマシ気味に仕掛けると、それに合わせて山下も駆ける。安部を追走するような形でパーキンスも仕掛け、最終バック前から一気に前を抜いて捲って、後続を引き離した。長島も捲っていくが、なかなか前に追いつかない。そのままパーキンスが押し切って1着。2着に長島。3着には追い込んできた齊藤が入った。

スタート

周回

赤板

打鐘

最終ホーム

最終2コーナー

最終バック

ゴール

優勝のパーキンス
レース後インタビュー
◆優勝のシェーン・パーキンス
「一番得意なパターンの捲りをしようと思っていました。4番が動いた時にチャンスだと思い、一気に行きました。先頭に立った時には、スピードに乗っていましたので、それを維持して、ゴールまでと思いながら走りました。正直、自分はなんてラッキーな男なんだろうと思っています。国際レースで活躍するレーサーはたくさんいるけど、日本で競輪に活躍する機会は限られているので、勝利はいつでも嬉しいけど、それが150勝という特別な数字に達したことが特に嬉しいです。直前にジャパントラックカップに参加し、疲れはあったんですけど、今日は150勝をかけた大事なレースだったので、全力で走りました。そして、得たこの勝利は自分にとって特別で、忘れられないレースになりました」
◆2着の長島大介
「パーキンスより先に仕掛けなきゃいけないところで、後ろになってしまったので、やはり人任せにしてしまうと難しいですね。(仕掛けた時は)もうパーキンスが来たので、行くしかないと思って行ったけど、なかなか追いつきませんでした。やっぱり脚が違いますね」
◆3着の齊藤竜也
「思っていた位置が取れました。でも、スピードがあがったり、後ろからいつパーキンスが来るかとかあって、楽に回せなかったので、ちょっと苦しかったです。落ち着いていれば、もう少し楽だったと思うけどね。ゴール前までスピードもらって、脚をためようと思っていたけど、そんな走りじゃダメでした。なんとか3着に入れてよかったです」
◆4着の安部貴之
「弛んだので(最終ホーム前から)行きました。パーキンスが後ろにいたし、先に仕掛けようかなと思ったので。本来なら、もっと待って、自分の持つところから行きたかったけど、でも、待っていたら、あっという間に後方になってしまうので、そこは難しかったです。でも、力を出し切っての方が、今調子がよくないから、この先につながるようにレースをしなきゃと思いました」
◆5着の佐藤真一
「外枠はやはり苦しかったですね。出来たら、長島君の後ろくらいを取りたかったです。後ろにならないように真ん中を取ったけど、人の動き待ちの状況になったので、そこが残念ですね。この自転車は流れるので楽でしたね」
◆6着の山下一輝
「少し引き付け過ぎてしまいました。安部さんに叩かれたのがちょっと誤算でした。…ちょっと欲が出ちゃいましたね。あの展開なら僕が駆けれるかなと思っていたし、あわよくばと思っていたら、来られちゃいました。残念です。悔しいので、もう一回走りたいですね!」
◆7着の守安政雄
「(パーキンスは)すごいスピードでした! パーキンスもあまり前を取る感じじゃなかったので、パーキンスの後ろを取れるかなと思って。いい位置からの勝負でしたけど、力が違い過ぎました。ホームでパーキンスが踏んだ時に、僕は120%の力出たけど、彼はまだ半分くらいだったと思います。千切れてもなんとかと思ったけど、苦しかったです」