インタビュー

KEIRIN EVOLUTION(ケイリン エボリューション)が開場68周年記念豊橋競輪ちぎり賞争奪戦(GIII)の最終日(8月22日)の第9レースに行われた。
優勝は、デニス・ドミトリエフ。昨年の広島競輪場に続き、2回目のエボリューション優勝を果たした。


レースを振り返ると、スタートで佐藤友和が飛び出し、3番手で小野大介とドミトリエフの並走になったが、ドミトリエフが引き、佐藤、小林信晴、小野、ドミトリエフ、金子哲大、森安崇之、元砂勇雪で並びが落ち着いた。打鐘過ぎから佐藤が先行体勢に。最終ホーム前から金子が捲っていき、それをドミトリエフが追う。しかし、金子が出きれず。最終2コーナーからドミトリエフが捲っていった。捲り切ったドミトリエフが優勝。2着に捲り追い込んだ元砂が入り、3着には追い込んだ小野が入線。


周回

打鐘

最終ホーム

最終バック

最終2センター

ゴール

優勝したドミトリエフ
レース後インタビュー
◆優勝のデニス・ドミトリエフ選手
「スタートはいつもの競輪よりも皆が早く動いたので、前か中団からと思っていたけど自分が思っていた展開とは違い、少しパニックになりました。(最終ホームあたりで)4番(金子)が動いたので、そこについていこうかと思ったら、あまりスピードが出ていなかったので、これはまずいと思い自分で行きました。(仕掛けた後は)自信はあったのですが、他の選手も追ってきていたのはわかったので、思いっ切り疾走した感じです。本当はもっと高速のレースで、エボリューションらしい醍醐味のあるレースを見せたかったですね」

◆2着・元砂勇雪選手
「金子さんがドミトリエフの後ろだったので、先に切りにいってもややこしくなるなと思って、それだったらつまったところで一気に行こうと思いました。(最終ホーム前で)つまったところで勝負かなと思ったら、金子さんが行ったので様子をみました。内がけっこう空いていて、ドミトリエフの後ろが見えていたので、そこにいこうと思ったら、(森安さんに)締めこまれて、そこで脚をだいぶ使いましたね。最後は思ったよりも車が進んでくれました」
◆3着・小野大介選手
「初手の位置は3番手くらいがほしかったので、ドミトリエフはフタしていれば引くなと思っていました。ドミトリエフが後ろから来ても、どうせ1車だと思ったから、それだったら少しでも前にいた方がいいなと思ったので。3着に入れたし、上手く走れたと思います」
◆4着・佐藤友和選手
「先行というよりは残り1周を全開で踏もうと思っていました。そうでないと、(ドミトリエフは)来たら合わせるという次元じゃないと思ったので。それで、踏んで、番手にはまれたらはまればいいし、先行だったら先行でもと思いました。先に4番(金子)じゃなく3番(ドミトリエフ)が動いていたら、また面白かったかもしれないですね。ドミトリエフはあの外をよく捲って来ましたね」
◆5着・小林信晴選手
「しょうがないですね。いい位置が取れただけに、もうちょっといい着を取りたかったですけど、力負けです。もっと普段から頑張らないといけないですね」
◆6着・金子哲大選手
「行くつもりなかったのですが、身体が動いちゃいましたね。あの位置にいても面白いかと思ったんですけど。元砂君あたりが動くかなと思っていたけど、動かなかったので、どうしようかなと思って、ゆるんでいる気がしたので行っちゃいました」
◆7着・森安崇之選手
「普段よりもすごい流れますね。普段の感覚なら11秒前半くらいかなと思ったけど、タイムを聞いたら、すごく出ていましたね」