第27回KEIRIN EVOLUTION(ケイリン エボリューション)は、千葉競輪開設68周年記念「滝澤正光杯」の最終日9レースに行われた。優勝はエボリューションレース3回目の優勝になるテオ・ボス選手。
集合写真 |
レースは、天田裕輝、渡辺十夢、角令央奈、三宅達也、佐藤一伸、テオ・ボス、巴直也の並びで周回。最終ホームから佐藤が先行。ボスはまだ仕掛けず。天田が車間を空けて後方をうかがう。最終2コーナーからボスが捲っていく。直線でボスが前団を抜くと、そのまま引き離してゴールを決めた。上がりタイム13秒0と脅威のタイムが出た。2着は天田。3着に渡辺が入線。
発走機につく7名 |
周回 |
最終ホーム、後方から7番車・佐藤が仕掛けてくる |
最終3コーナー |
ゴール |
優勝のボス |
レース後インタビュー
◆優勝のテオ・ボス
「今回は私の日本での最後のレースになりますし、前のエボリューションと同じ戦法で、あそこから仕掛けました。上がりタイムは13秒0は悪いタイムでないですね。出来たらもっといいタイムを出したかったですけど(笑)。勝つことは自分の使命なので、人気に応えられてよかったです。今後はポーランドとマンチェスターのワールドカップで頑張りたいと思います。また、ぜひ日本で走りたいですね」
◆2着の天田裕輝
「詰めながら行こうと思ったけど、先にボスに来られました。飛びつくのに脚も使っていたし、出来たら先に行きたかったけど、ボスが強かったですね。この自転車にもっと慣れてからの方が面白い走りが出来たと思います」
◆3着の渡辺十夢
「最高の展開になったけど、ボスの13秒0はすご過ぎですね。車番を活かして走れたし、結果はまぁまぁです。この自転車は4コーナーまでは伸びるけど、そこからは脚が必要でした。でも、7人の中で一番自分がタテ脚ないと思うし、3着は頑張りました」
◆4着の角令央奈
「3番手に入って、前にはいたんですけど、カーボンはかかってしまうと何もできないですね、そうかと言って仕掛けられないし、やった方ですかね」
◆5着の佐藤一伸
「あのまま初手の位置にいても、後ろにボスだったので、ボスが仕掛けたら、後方になってしまうと思ったので、自分で仕掛けようと思いました。ドロップハンドルは初めてだったので、バックでは脚いっぱいでしたけど、でも、これはこれで楽しかったですね」
◆6着の三宅達也
「調子がもっとよければ面白かったんですけどね。しょうがない。この自転車で最近けっこう練習しているし、乗りにくいとかはなかったですね」
◆7着の巴直也
「前に行きたかったけどスタートで失敗して、後ろになり、ボスの後ろになったのでついていくしかないなと思ったけど、ボスが強過ぎました」