インタビュー


開設67周年記念別府競輪『別府八湯ゆけむりカップ(GIII)』最終日9レースに、通算29回目のKEIRIN EVOLUTION(ケイリンエボリューション)が行われました。


別府競輪のキャラクターと一緒に集合写真
レースは、風が強かったため前輪はスポークタイヤになった。
スタートは、宮越孝治が飛び出し、そのあと工藤文彦と高間悠平が続くが、工藤が2番手を取り、高間は引いた。3番手以降は渡辺正光、成田健児、伊藤正樹、山本伸一、高間で並んだ。打鐘過ぎまで動きはなかったが、4コーナー前から山本が一気にカマしていった。それを高間が追走。3番手以降は少し離れ、4番手は工藤と伊藤の並走状態のまま最終バックを通過。そのまま山本が押し切って圧勝。2着は宮越が追い込んできた。3着に工藤が入った。

スタート

周回

打鐘

最終ホーム過

最終バック

ゴール

優勝の山本伸一
レース後インタビュー
◆優勝・山本伸一選手
「取れた位置から行こうと思っていました。位置はもうどこからでもいいやと思っていたので(笑)。どこかで弛むと思っていたので、その弛むところだけ逃さず行こうと思っていたので、よかったです!後ろが離れていたのはわかったので、高間がついてくると思っていたらついてきてなかったので、これは弛められないと思って全開で踏みました。競技はタイムも出る方だし、自信はありました。でも、オッズが低くて、そこはちょっとあれ?って思いました(笑)。今回はいい刺激になったので、次は競輪で頑張ります!」


山本伸一選手
◆2着・宮越孝治選手
「久しぶりに力を出し切れてよかったです!後ろで脚をためて一発狙おうと思っていたんです。けど、スタートで皆が出なかったので、前を取りました。僕はこっちの自転車の方が得意だって改めて感じました。久しぶりに走っていて楽しかったので、またエボリューションレースを走りたいですね。競輪でも思い切り行きたいと思います」

宮越孝治選手
◆3着・工藤文彦選手
「かぶってしまって、難しかったですね。宮越さんも駆けるかなと思って、外いって、宮越さんが駆けるタイミングで内をすくわれてもイヤだなと思って、上にあがれなくて、立ち遅れるし、前との車間もかなり空いてしまっていました。臨機応変に走るということがまだまだ下手です。そこが課題ですね。まだまだ練習して頑張ろうっていう気持ちになりました」

工藤文彦選手
◆4着・渡辺正光選手
「スタートでいい位置が取れ過ぎちゃいました。もっと後ろだったら、一回叩こうと思ったんですけど、工藤の後ろを取れたので、前を見過ぎちゃいました。もう少し練習して、出直してきます!」
◆5着・高間悠平選手
「ちょっとこっちの自転車は僕にとって乗りにくいです(苦笑)。スタートちょっと失敗して、でも、山本さんについていこうと思いました。けど、千切れるのもあかんし、脚がなかったです。また頑張ります」
◆6着・成田健児選手
「車番が後ろだし、一応前に出るだけでてと思ってあの位置になりました。でも、山本君の後ろも考えたんですけど、締めれないから、浮くことのリスクを考えてやめました。でも、今日みたいな展開だったら、つききれば2着もありえましたね。焦って2コーナーで持ち出したけど、もう遅かったですね。楽しくは走れました。高校から一緒に自転車に乗ってる(齊藤)竜也、(松坂)英司も頑張っているので、やっぱり自分も負けずに頑張りたいですね」
◆7着・伊藤正樹選手
「感覚はやはりいつもと違うけど、慣れたらもっといけると思うし、悪くないと思うので、また走る機会があるなら走りたいですね」