インタビュー

112期生大活躍!
ガールズケイリンコレクション2018平塚ステージの出場権をかけた戦いがガールズトップ42名によって行われています。すでに高松ラウンド、奈良ラウンドが行われ、気合の入った数々のレースが見受けられました。その中で今回は奈良開催を振り返りたいと思います。
ガールズケイリンコレクション2018 平塚ステージ・トライアルレースは、ガールズ選手のトップ42選手が3開催に分かれて出場し、それぞれの優勝、準優勝選手がガールズケイリンコレクション2018平塚ステージへの出場権利を獲得します。残りの1人は、決勝3着の3選手の中で選考順位が上位の1選手が選ばれます。
高松ラウンドは、児玉碧衣選手が優勝、2着に山原さくら選手、3着に田中まい選手で決まりました。児玉選手は、最終ホームから後続を大きく引き離す走り、最後は山原選手が4分の3車身まで詰め寄りましたが、力強い走りを見せてくれました。前検日から、昨年のガールズグランプリの悔しさを踏まえ、年頭からガールズグランプリを勝つための走りをしたいと言っていた児玉選手。今年はさらなる飛躍をしてくれそうです。
奈良ラウンドは、初日、2日目と高木真備選手、大久保花梨選手が連勝で決勝に勝ちあがってきました。112期生の大久保選手、内村舞織選手、坂口楓華選手の3人が勝ち上がり、レースを盛り上げました。
決勝戦は、坂口選手がスタートを取り、坂口選手、内村選手、高木選手、東口純選手、大久保選手、高橋朋恵選手、篠崎新純選手で並び。残り3周前から高木選手がゆっくり上昇し、前をおさえました。打鐘前で大久保選手も車を上げてきました。坂口選手も前に出て、3車並走に。しかし、最終ホームで高木選手が前に出切り。最終バック過ぎで大久保選手も捲ってくるも、高木選手が押し切って優勝を決めました。2着に大久保選手。3着は内村選手と坂口選手の接戦になったが、内村選手が制しました。
これで高木選手と大久保選手が平塚ステージの切符を手に入れました。3着の内村選手は松戸の結果次第になります。
決勝でも活躍した112期3人。33バンクということもあり、先輩の仕掛けが慎重になるところを、若手が攻めていった結果でしょう。
112期3名の決勝戦後コメント
大久保花梨選手
「優勝したかったので悔しいけど、コレクションの権利を取れたのは嬉しいです。コレクションに向けて、また練習していこうと思います。 真備さん強かったなと反省、あと色々反省して頑張りたいと思います」
内村舞織選手
「2着に入りたかったけど、つつまれ気味だったし、自分も迷っちゃったんで、松戸の結果待ちですね。福岡3人乗れれば、1ついいきっかけになると思ったんですけどね…。松戸も強い人ばかりだし、8番目で出れなかったら、また次頑張ります」
坂口楓華選手
「あの展開になったら、自分が行こうと思っていました。最後はもう少しだったけど、内村が最後伸びたので、自分は脚いっぱいでした。自分的には満足したレースだったし、梶田舞さんにも「よかったよ」って言ってもらえました。……3着ならコレクションの権利があったかもしれないけど、でも、今の自分の力で出ても満足出来ないと思うし、しっかり力をつけて、コレクションに選ばれたいと思っています」
残すは26日からスタートする松戸ラウンドのみです。
ガールズケイリンの新しいこころみトライアルレースはガールズケイリンに新しい風を吹かせてくれたようですね。

決勝戦、残り2周

打鐘過ぎ

最終ホーム過ぎ、激しい先行争い!

最終2コーナー

ゴール

優勝の高木真備選手

大久保花梨選手

内村舞織選手

坂口楓華選手