玉野競輪、開設67周年記念・瀬戸の王子杯争奪戦(GIII)の最終日9レースに『第111回生ルーキーチャンピオンレース(若鷲賞)』が行われました。111回生はすでにS級選手4名おり、注目の高いレースとなりました。
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レース後インタビュー
◆優勝の南潤
「最終バックを取れたのでよかったです。今回は、着以上に自力を出していきたかったので。見せ場を作って、それで勝てたら脚があったということですし、そう思って行きました。後ろから来るのを待ってもよかったけど、それじゃ今後につながらないですからね、嬉しかったですね。自力ばかりのこのレースで勝てたのは嬉しいけど、もっと脚をつけて、どんなコンディションでも最高のパフォーマンスを見せられるようになりたいです。卒業記念レースは勝ちにこだわっていったけど、今日は内容に着がついてきたので、この優勝の方が嬉しいですね! 師匠に違うなっていうとこを見せてくるのか、そうじゃなかったら勝ってこいって言われていたので、どっちも出来てよかったです」
◆2着・松本貴治選手
「作戦通りで」、門田も上手く駆けてくれたんですけど、僕が出ていけませんでした。そこだけでした…。南がくるのも早かったけど、でも、そこから残り1周あったので、そこで追いついて、最後は抜けるくらいじゃないとダメなので、自分の力不足です。目標は南に勝ちたいのはもちろんですけど、まずは先行基本で脚をつけていって、そのやっていった結果で勝てるようになりたいです!」
◆3着・今野大輔選手
「予想通りの展開でしたが、最初の仕掛けが全てでした。南なら来るだろうと思っていたけど、想像よりも合わせにくかったし、ヨコを過ぎるのも早かったです。その後も貴治が番手にはまったし、展開は悪くないと思うけど、それでも押し切った南が強かったですね。目標はまず(松本、門田に)追いついて、S級になりたいと思います」
◆4着・金ヶ江勇気選手
「力不足ですね。もっと頑張らないと。いつか、いつかって言ってここまで来ちゃったので、いい加減にここでやらなきゃダメですね。支部の皆も応援してもらっているし、ガンバリマス」
◆5着・牧田賢也選手
「南君の後ろだったけど、最初のダッシュで離れてしまったのは、力不足ですね。自分も早くS級の得点を取っていきたいと思います。皆と力の差を感じたので、もっと力をつけていきたいです」
◆6着・山崎賢人選手
「前の動き待ちになってしまったところが全てでした…。南が前だったし、あんなに早く愛媛勢が行くと思ってなくて、南をちゃんと後ろまで引かせて打鐘から行くかなと思ってたんです。それで自分が前出て、出させて、南のレースを自分がしたかったです。後方になった時点でダメでした。悔しいですね…」
◆7着・野口裕史選手
「発走機が苦手で後ろになってしまって、そこからどう動けばいいのかなと思ってました。愛媛が動いた時に、門田がいいダッシュをしていたので、これは動けないなと思って、弛むところもなかったし、山崎の前が車間空いていたし、山崎がつめれないのに行けないなって思って、何も出来なかったです。でも、S級で走っている同期の脚を直に感じて、まだまだ自分は練習が足りないって思ったので、これを機会にもっと頑張りたいと思います」
◆8着・門脇翼選手
「特に位置は考えなかったんですけど、愛媛の後ろが取れて絶好かなと思いました。でも、自分の予想ではロケットみたいな感じでふかして行くのかなと思ったら、けっこう門田が踏んだりやめたりだったので、そこで自分も脚をつかってしまって、きつかったですね。今回は単騎だったし、S級と一緒に走れることもないので、いい経験になったと思います。最近は成績もあがってきているし、今期でS級の点数を取れるように頑張りたいと思います」
◆9着・門田凌選手
「1車だしないとは思ったけど、南に突っ張らっれたら、ダッシュ勝負はきついので、早めに行きました。南を8、9番手におきたかったけど、中団にいたのは誤算でした。あんなすごいダッシュでこられたら、今の自分の脚ではきついですね。あれくらいの脚をつけていかないといけないですね」