インタビュー

未来を見据えて
石井貴子106期 千葉
ファン投票1位となり、そしてガールズ選手のトップが集ったガールズケイリンフェスティバルでは4着という結果となった石井選手。
率直にファン投票1位になった気持ちとガールズケイリンフェスティバルで4位という結果に対して、そしてガールズケイリンコレクションin前橋ステージへの抱負を聞いた。
まずファン投票1位の感想はいかがですか?
「デビューしてから、まだ3ヶ月足らずなんですけども、ファンの方に選んでいただいて光栄に思いますし、自覚を持ってもっともっと精進していかなければならないなと思っています。
(メンバーは)脚力上位の選手に加えて田中麻衣美選手や同期の小川美咲選手など注目されている選手がいて、面白いレースになるんじゃないかなと思っています。
加瀬(加奈子)選手や中村由香里選手、石井寛子選手、小林優香選手と、また走りますので、気持ちの面でもひるむことのないようにレースをしたいと思います。
1位に選ばれた選手として、投票してくださったお客様の期待に応えるためにも、ガールズケイリンフェスティバルの結果をバネに、ガールズケイリンコレクションの前橋ステージは必ず勝たなくてはいけないと思っているので、しっかり頑張ります。
松戸と同じく335のなので、経験を活かして行きたいですね。短い期間で、1期生、2期生もいる中で、私を選んでくださったファンの方に『石井を選んでよかった』と言っていただけるような走りをしたいと思います」
デビューからガールズケイリンフェスティバルまでを振り返るとどうでした?
「デビューして自分の中の課題とか、しっかり走ろう走ろうとコンディションの違う中で、いろいろやってきて、一応勝つことが多くというか、その時その時で最善を尽くして頑張ろうと、次につながるように走ろうということでやってきました。
でも、ガールズケイリンフェスティバルで私の理想とするプランの仕掛けが出来なくて結果的には4着で、まだまだだなということは、率直に感じました。
ただ、まだまだ途中だよということは、自分によく言い聞かせています。
(ガールズケイリンは)勝つことは前提なんですけど、勝ちにこだわったり、小さい競走をするとかではなくて、あくまでもガールズケイリングランプリの出場そして優勝、競技大会での自分の課題に向けて、今後につながる事をし続けて行って、もっと先に先にというのがあるので。
今回の結果も含めて、得たものが多かったかなというのはあります」
得たこととはどのようなことですか?
「今回、ギアの事と、メンバーなどで戦法も変えることなくやってみたのですが、ギアを大きくするのならもっと何が必要なのか、戦法を変えないのであればどのようなレースを組み立てなくてはいけなかったのかとか、落ち着いた今は色々と分かってきました。
私、意地っ張りで負けず嫌いなので、あのような雰囲気の時ガツンと飛び出してしまうんですよね(笑)。良いのか悪いのかわかりませんが」

ガールズケイリンフェスティバル決勝残り1周。
4番加瀬ともがき合いをする1番石井。

レース後、加瀬選手と。
ファンの方々に一言お願いします。
「ガールズケイリンフェスティバルは優勝こそ逃しましたが、また、次に向けて動き出しますので、一皮むけた私を楽しみにしてください」
石井選手の魅力とは自分でどう思います?

ファン投票1位記者会見の石井選手
「私の魅力ですか?
私が一番知りたいですよ(笑)。お客様にどのように見えているかわからないですけど、一番伝わっていたらいいなと思うところは、私は一歩目とか行くよという時には覚悟を決めて踏み出しているんですけど、そういう必死さとか覚悟とか表現できていれば良いなと思っています。男子の選手はお客様に気迫が伝わるレースをしているので、私もそれを見習って表現できるように頑張っていきたいと思っています」