インタビュー

いよいよ107期が7月デビューします。
その中でも、注目選手の一人である新山響平選手に、デビューを目前に控え、その近況、心境をインタビューしました。

「特別昇班は最低でも。特別昇級が目標」と応えてくれた新山選手。
地元の八戸で充実した練習を行っていると語ってくれました!
-競輪学校を卒業して約3ヶ月ですが、まず近況どのような感じでしょうか?
「八戸の自転車競技場で、地元の先輩たちにシゴいてもらって、みっちり練習しています」
-一緒に練習している先輩からアドバイスはありますか?
「そうですね、兄弟子や、高橋陽介さんなど、一緒に練習することが多いので、色々と教えてもらっています」
-師匠(坂本勉 57期 青森 引退)からアドバイスは?
「ギアのこととか、バンクにいる時はバイクで引っ張ってもらったりとか、そういう練習をしてくれます。言われているのは『先行にこだわるよりは、自分の勝てるレースをする(しなさい)』と言われました。お客さんに返せるか、返せないかだと思うので、先行だけで(にこだわって)変なレースをするよりは、自分で考えて走れって言われました」
-現在どのような練習をしていますか?
「長い距離をもがいて、後半、徐々に上げていって、最後をマックススピードでゴール出来るような練習をしています」
-それはデビューに合わせてですか?
「そうですね。今まで、競輪学校ではタイムが出る走りとか、そういうところを重視してやっていたんですけど、今は競輪で通用するような練習を中心にしています。また今、チャレンジのレースをたくさん見て、自分で勉強しています」
-デビュー場所が大宮(7月6日~8日)に決まりましたね。
「自分的には500が一番もがく距離が短いと思っているので、良かったと言えば良かったです。500バンクは高校の時に1回くらい走りました。感覚的には問題ないと思います、たぶん(笑)」
-デビュー後、チャレンジレースではA級2班特昇を狙っていきますか?
「はい、最低条件として狙いたいと思っています」
-となればS級まで特進を狙っていきますよね。
「はい、それが一番の目標ですね」
-そこを見据えた練習をしていますか?
「そうですね、A級でも通用するようなスピードの中で、どう自分の展開に持っていけるか考えながらやっています」
-S級の高橋陽介さんと一緒に練習していて何か感じるところはありますか?
「やっぱり、雰囲気も違うし、スピードも全然違って、S級とA級の差を感じます。まだ全然、S級に特進出来る自信はないです(苦笑)」
-でも、高橋選手に並ぶぞっていうのは?
「軽いギアであれば、ついていけるんですけど、重いギアになると陽介さんの得意分野なので、それに、体格も全然違うので。ウエイトも少しずつ力を入れています」
-回転でついていけるのであれば後はパワーをつければというところですね。
「そうですね、はい、前向きにとらえていきます!(笑)」
-卒業してから、ここまで少し時間がありましたが、パワーアップは順調にきてますか?
「そうですね、学校の時よりは、だいぶスピードもダッシュもついたと思います」
-デビューに向けてどのようなコンディションでしょう。
「今は調子はいいとは言えないですけど、でも、しっかり追い込めているので、たぶん、デビューではしっかり調整出来ると思います」
-ファンにメッセージをどうぞ。
「お客様、第一の走りをするので、これから応援よろしくお願いします!」
新山響平(青森・107期)
1993年11月2日生まれ  新山将史98期は兄  師匠は坂本勉
在校成績73走中  1着9回 2着17回 3着7回 着外40回  H回数40 B回数36
練習仲間 : 坂本貴史(94期)坂本昌宏(91期)新山将史(98期)坂本周輝(100期)磯島康祐(105期)