インタビュー

四国勢の先頭を切って頑張りたい!!
-原田研太朗(徳島・98期)-
2015年の原田は特別競輪等の決勝に3回進出し、2016年も年頭の立川記念を優勝するなど好調を維持しています。更に進化している原田に2016年の抱負などをインタビューしました。
2016年の目標は、特別競輪の表彰台です!
-まずは2015年を振り返ってみていかがでした?
「2015年はギア規制が始まった年だったので、自分はどこまで走れるのかというのはありましたが、特別の決勝に乗れたりして、なかなかできない色々な経験が出来た年だったなと思います」
-2015年は日本選手権、共同通信社杯、サマーナイトフェスティバルで決勝に進出しましたが、その時のレースの組み立てなどはどのように考えられました?
「僕はチャレンジャーなので、力を出し切る事だけを考えて、走っていましたね」
-昨年はギア規制が始まった年となりましたが、その前に原田選手は、有利になるかもしれないと言われていたと思いますが、その通りになりました?
「そうですね、自分はどちらかというと軽い方が好きなんで、ギア規制がかかる前も、ギアが軽い方だったので、今とほとんど差がなかったので上手く対応できたのかなと思います」
-そして今年に入って立川記念を優勝。それは上手く噛み合ったという感じでしょうか?
「今年の一発目という事もありましたし、周りが凄いメンバーだったので、その中で決勝の舞台に立ったので気持ち的には獲りたいという気持ちになりました」
-ところでGI、GIIなどの優勝に対してはどのように考えていました?
「今は立川記念を優勝したことでわかるんですけど、獲れるとはまだまだ思っていませんでしたし、いつかは獲りたいなという気持ちはあったんですけど、機会がなかなかなかったんで」
-特別の決勝進出をされて、そろそろ記念の優勝をという気持ちにはなったのでしょうか?
「気持ちの面ではあったんですけど。一応、獲る準備は、というか練習は取り組んでいました」
-立川記念の決勝は素晴らしい競走だと思いましたが、年末にはグランプリに乗ろうという気持ちはいかがですか?
「出来たら乗りたいですし、今流れが良いので、このままの流れを一年間通してキープ出来るように走りたいなと思います。まだ始まったばかりですけど」
-さて最近のレースの組み立てはどのように考えていますでしょうか?
「最近は結構、昔みたく、逃げにもちょっとこだわってではないんですけど、基本は逃げる方に持っていくというか気持ちで走っています。しかし、自分に投票していただいているお客さんの為にも、自分たちのラインの為にも、無理な逃げとは考えていません」
-今の練習はどこを中心に考えてやっているんですか?
「今はバンク練習が基本というのが多いですね。ここ最近は冬場というのもあって、街道とか乗り込んで、半々ぐらいにはしています。練習の基本は練習グループでやることが多いですけど、でも徳島支部はみんな仲が良いので、周りの選手もグループ関係なく、バンクに集まったみんなで練習するというのはありますね。色々な選手と練習できるので環境的には凄く良いと思います。アドバイスも色々な方にいただいています」
-2016年の目標は?
「今年の初めの立川記念で、そのことについて色々聞かれまして、その時、記念初優勝したいですね、特別の表彰台に立ちたいですねと話をしたんですよ。まさかその場で獲るとは思わなかったので。一個の目標は達成してしまったので、いまは特別の3着以内で表彰台に乗りたいというのが今年の目標です」
-最後にファンの方にメッセージをお願いします。
「今年は、今までにないぐらい四国勢が勢いづいてきているので、周りも強いというのもありますが、常時、代表としてその中の一員として先頭切って頑張りたいと思いますので応援よろしくお願いします」

KEIRINGPシリーズ 寺内大吉記念杯決勝の原田
原田研太朗(はらだ・けんたろう)
1990年9月16日生まれ
原田選手の最近の趣味は?という質問に。
「趣味というのではないですけど、飲む機会が多いので、あまりお酒は強くはないんですけど、それが気分転換になっています」