初のガールズグランプリへの切符を手に入れた尾崎睦。近況は勝率、連対率も好成績を残している。尾崎にとってガールズグランプリは目標としてた舞台、12月28日の立川競輪場での彼女はどんな走りを見せてくれるだろうか。

「うーん、レースに慣れてきたというか、デビューした時に比べて、レースをたくさん重ねていく内に、だんだんとレースに余裕を持って臨めるようになってきた感じはあります。まぁ、まだまだなんですけどね」

「スタートしてからなんですけど、基本的には先行で戦いたいと思っていて、他の選手の動きを見て、それで仕掛ける位置とか変わってくるかなと思いますけど」

「そうですね。最初の頃は、誰が何をしても同じ位置から仕掛けていたんですけど、それをずっとやっている内に見えてきたものがあります。最初にやっていたことが今つながっているかなと思いますね」

「出場することを、今年の最低限の目標として掲げていたので、その目標に向かって走り続けてきたし、出場できるということは本当に嬉しいことですね」

「はい。昨年は（デビューから）選考期間まで期間が短くて、権利を得られる感じじゃなかったんですけど、今年は丸々というか、得られる可能性があったので、1月からガールズグランプリのことを考えて走っていました」

「うーん、いいところなしで終わってしまいましたね。なかなか力が拮抗した舞台で走るってことがなかったので、ちょっと悔しい終わり方だったんですけど、その舞台を経験出来たというのは絶対にガールズグランプリにつながると思っているし、走ってよかったと思っています」

「はい、全員が自力で勝てる選手だと思うので、その中で自分の良さとかというのを出していかないと勝てないから、それがなかなか出来ず、難しいんだなと思いましたね」

「2回走らせてもらって、1回優勝して、1回2着だったと思うんですけど、直線が長くて、風が強いイメージでしたね」

「そうですね、誰にでもチャンスがあると思うので直線の長さっていうのは鍵になると思いますね」

「トップスピードが欲しいです。それはもうデビューしてからずっと思っていることなんですけど、もっともっとトップスピードをあげて、自分でやっぱりトップスピードまで立ち上げられるようにっていうのが今の課題ですかね」

「いやー、やっぱり海外の選手と走った時にそう思いました。まだまだ、普段もまだまだ足りないなって思っていたんですけど、海外の選手とやった時に『こんな人もいるんだな…』ってすごく思って、もっともっと力もそうだし、スピードも足りないなって思いました」

「そうですね、本当に行ってよかったなと思いました」

「ずっと競走がしばらくつまっていたので、なかなか自分のやりたい練習っていうのが出来てなかったんですけど、少し間があくようになったので、しっかり乗り込みや基礎的な部分の見直しというか、底上げをしていきたいと思って、やっていますね」

「私は特に練習を変えるっていうことはしてないんですけど、いつもと同じようにですね。平塚の選手と練習させてもらっているんですけど、グランプリに向けて、先月も今月もあっせんが月に2本で、練習する時間が出来たので、その中でどういう練習しようかを考えてやっています。グランプリに向けてっていうのは、気持ち的な部分だけですかね。そこに向けて、しっかり仕上げていこうっていう気持ちの部分は大きいけど、練習はいつも通りですね」

「初めてのガールズグランプリですけど、自分がガールズグランプリを優勝したいと思って競輪界に入ってきて、その目標に師匠がのって練習をしてくれるので、師匠を喜ばせたいっていうのが、自分の競輪人生の1つの夢なんです。しっかりその目標を達成出来るように気合を入れて頑張ります。応援してください！」

「最近は買い物に行くことですかね。癒しっていうかストレス解消！って感じです（笑）。（ガールズの中でも）出かけたりとかよくしている人とかもいるけど、それが苦手なので。『休みの日なのに、何で出かけるの？』みたいな（笑）。1日休みがあったら、1日家にいたいタイプなんです。午前中が練習で午後がフリーの時は、『練習もしたし、買い物行こー』ってなるんですけど、1日休みの日はもう動きません（笑）」 とオンオフがとてもはっきりしている尾崎選手でした。