やっと9車に慣れてきました。
同期に追いつけ！
─デビューから2年が経って、今の心境は。
「やっぱり同期が強いので、もう特別や記念でも活躍しているので。それがやっぱりまだ、焦りじゃないですけど、やっぱり頑張らないとなという感じですね」
─今年に入ってからコンスタントに決勝に乗れるようになってきたのは、何か練習環境の変化などがあった？
「いえ、特に変わっていないですけど、去年の年末あたりから、11月の後半の競走くらいから、なんか調子というか、いい感じだなというのは若干あって。まあ結果もついてきていたので、自信を持って走れるようにはなっています」
─今はほぼ徹底先行という形で？
「はい、そうですね。徹底で」
─それは上を目指したときのためにという感じですか。
「まあずっと学校時代から師匠の教えで。最初はやっぱり躓いたりキツイけど、そこを徹底先行でいくのが上で強くなれる近道だということで、もうそこはこだわってやっていこうかなという感じです」
─そうするとそれがついてきたということでしょうか？
「うーん、まあそうですね。ついてきたのもあるし、あとやっと9車立てに慣れたっていうのもあります（笑）」
─やはり7車と9車では全然違うと。そのあたりの難しさもありましたか。
「やっぱり全然違いますね。最初は先行させてもらえたっていう感じで、ただイン切って駆けただけっていう感じですぐ捲られていたんですけど。それで、ちょっと警戒されるようになったり、相手として見られるようになってきたときにやっと、9車って遠いんだな、みたいな感じです」
─2車がなかなか遠かったと？
「そうですね。味方だといいですけど、やっぱり点数なかったりすると、こっちが2車でとかになるとどうしても遠かったり、やりづらかったりしましたね」
─今はそのあたりにも慣れてタイミングとかもうまくいくような感じですか？
「今はあまりそういうのは考えずに自分のところから、距離がきたらいけばいいやみたいな感じです」
─このあいだの場所（5月28日からの大宮）がちょっと成績が悪かったくらいで、あとは本当に決勝に乗っていますよね。
「そうですね。よかったり悪かったりは、まだやっぱり自力がそこまでついていないんだなっていう感じで。まあ調子がいいときにしっかりとれるように」
─あまりそんな印象もないですが、結構波はあるほうですか？
「波はないですけど、自分の中で結構感じる部分はありますね。今開催は調子悪いなとか、そういうのはあるので。どうしても底上げが必要かなという感じですね」
─それは練習を積み重ねていってつけるしかないと？
「そうですね。もうやるしかないんで」
─今現在、師匠の山口選手からはどういうアドバイスを受けています？
「アドバイスはそうですね、S級を見据えてっていう感じで、先行の仕方だったり、ペースだったり、結構細かくいろいろ教えてもらっていますね」
─山口さんもずっと先行していたりしていましたもんね。
「そうですね、自力ですごい強かったので。なので、もう言うことをきいてやっていけば間違いないかなと」
─対戦して嫌なタイプはいますか？
「うーん、あんまり対戦相手に今はそんなに考えないようにしていますね。もうどこからでも行って、力でねじ伏せるようにしないとと思っているので」
─相手が徹底先行の場合とかは？
「それならそれでもうやりあっても、それはそれで面白いだろうなあと。とりあえず主導権は絶対に取りたいので」
─がむしゃらに行くと？
「うーん、まあそうですね。まずは勝てるように、ですよね。あとは後々のイメージもあるので、そこで勝っておかないとやっぱり」
─そのあたりの勝負はなかなか大変ですよね。
「そうですね。やっぱり警戒されるようになってくると、毎回自分のペースではないので。それでも、それをねじ伏せていかないと上じゃ通用しないですからね」
─今後の目標はありますか。
「近い目標だと、あと半年A級があるので、やっぱりA級の中では先行で一番強いと言われるように名前を売りたいですね。遠いところだとやっぱり特別が取れるようななんでもできる強い選手になりたいですね、」
─ちなみに来期、特進を狙ったりとかは？
「いやもう毎回、1着取るのを狙っているんですけど（苦笑）。まあでも自分のスタイルを貫いて結果がついてくればいいかなという感じで。やることをやらないと」
─ではファンの方にメッセージをお願いします。
「自分のスタイルを貫いて、魅せる大きな競走をしていきますので、応援よろしくお願いします」
─プライベートでの楽しみは？
「自分は車が好きなんで、結構見に行ったりとか、あといじったりも好きなんで、ちょくちょくいじったりはしていますね。結構自分でやっちゃいますね。あとは仲間内のをやってあげたりとか。（オフは）車をいじったり、綺麗にしたり、それが多いですかね」
