2017年は惜しくもグランプリ出場をもう一歩のところで逃し、悔しい想いをした郡司浩平選手。しかし、その悔しさもパワーに変えて、2018年はさらなる躍進を郡司選手は誓う。不撓不屈の男・郡司浩平の新たな挑戦はまたここから始まる。

「いい時もあれば、悪い時もあったので、色々と経験出来た1年だったと思います」

「ウイナーズカップも優勝出来て、地元記念も優勝出来た時もあったんですけど、でも、後半はグランプリへの出場争いとなった時に成績が振るわなかったので、そういうのを含めて、結果としてはいい時も悪い時もいいようにとらえて、あの悔しさを今年にぶつけられたらなと思います」

「昨年は自分の思っていた目標以上のGIIレースを優勝出来たので、今年はGIレースで決勝に乗りたいですし、常に決勝に乗って、優勝を獲れるか、獲れないかみたいな勝負をしたいです。もちろんGIを獲るというのが最大の目標ですけど、そういう状態で一年間を戦い抜きたいと思っています」

「オフシーズンがないので、調子を通していくのはなかなか難しいんですけど、その中でも安定して上位の選手たちと戦って、力勝負出来るくらいの成績は残していきたいと思っています」

「やっぱり脚力は一番大事なんですけど、それ以外にもレース勘だったりとか、自分の持ち味を発揮するっていうレースを自分の中で常に思っています。他地区は最近若手選手が色々と出てきているけど、なかなか南関勢で若手でグイグイっていうのはいないので、そこで戦っていくのはヨコとか位置取りとかもやっていかなきゃいけないなと思っています。課題としては、しっかりゴール前の勝負圏にいるっていうことですかね」

「勝とうってなるとそれも含まれてくると思うので。他地区が、強い若手の自力選手の後ろにSSだったり自力が強い選手がついていたりすると、なかなか、自分の自力だけでは勝てないところもあると思うし、そういう時に相手が嫌がることというか、そういうことも含めて組み立てていきたいなと、勝てるようにやっていかないといけないなと思っています。もちろん、自力だけで勝てれば問題ないですけど、上位で戦っているとそういうことも難しくなってくるので、そういうところを含めて、勝つためのレースをしなきゃいけないなと思っています」

「その直後はやっぱりそういうのはありましたね。勝たなきゃいけないっていうのは。あの時は一番成績もよかったので、警戒されるというレースも多くなってきて、なおかつ、勝たなきゃいけないっていうのもありましたし、でも、警戒されて自分のレースが出来ないとか、そういうのも増えてきて、消極的になっていたので、そういうのが原因だったなと思うんですけど、今はそういう気持ちはないので、しっかり自分のレースをすることを、しっかり勝つためのレースはしますけど、自分のレースを心がけようかなと思っています」

「例年になく、昨年はそういうのが高まった感じがあると思います。けど、他の地区に比べたら劣るところもまだあるし、でも、GIとかグレードレースでも対等に戦える力はついてきているので、その中で自分が中心となって引っ張っていけるような気持ちではやっていきたいと考えています」

「だいたい乗り込み、バンクとウエイトトレーニングを均等にやっています」

「バンクに入れば、川崎なんですけど、川崎所属の選手もたくさんいるので、そこで集まった選手たちと一緒にやっています」

「そうですね、一緒に練習したりしています」

「連携はまだないんです。けど、もっと自力の選手が出てきて、一緒に走りたいなっていう気持ちはすごい自分の中ではあります」

「もちろん、そこを頼りにしているわけではなんですけど、そこが出てきてくれたら、もっともっと活性化するだろうし、また自分も違ったことが出来るので」

「これからも南関勢の中心となって引っ張って、大きいレースで勝てるように頑張っていきたいです！」