ガールズグランプリに初出場を果たした梅川風子選手と鈴木美教選手。
梅川選手はガールズグランプリトライアルで優勝し、大逆転劇でGGPの出場権を獲得した。
鈴木選手は、地元・静岡で行われるGGPを目標に掲げて2018年を戦ってきた。
そんな2人にGGPにかける想いや、意気込みを話してもらった。

「まだ走れると思ってなかったので、ちょっと早過ぎるくらいですけど、でも、チャンスが早くに巡ってきたので、そこは嬉しいですね」

－でも、次に活躍するガールズ選手は、梅川選手だろうという評価も高かったです。
「そんな（笑）。上で戦いたい気持ちはもちろんですけど、どう戦うかとか、自分の中で実績という部分がまだまだ劣っている部分があったので、ちょっと早過ぎるくらいなんですけど」

－戦う意志の強さは今も十分だとレースを見ていても思いますが。
「一戦一戦というつもりで走っています。先を見つつ、目の前のレースを一生懸命に走っているので、そんなに気負うこともなく走れているのがいいのかなと思います」

－GGPではどんな走りがしたいですか？
「どんな展開になろうとも自分の走りをすることが大事かなと思っています」

「ケガも多くて、トレーニングも色々と変えたりして、まだなんとも言えないですけど、積み重なってきているものはあるかなとも思います。
　コーチがいない分、自分で負荷をかける時にちょっと間違えてしまうことがあってムリしちゃったというのがあったので、来年以降は自分をコーチングするのが大事かなと思っています」

「あの時より身体は休めたのでよくなってきているし、あとはGGPに向けていくので大丈夫だと思います」

「負荷のかけ間違いというか、それを治り切らない内にレースが続いてしまったので難しいところなんですけど」

「そこが一番難しいですね。ケガとの付き合いが」

「京王閣を使わせてもらってしています。京王閣も若い人たちが増えてきていて、その人たちと一緒に練習する感じですね」

「それも未経験ですし、その初めてがGGPになってしまったので、なんともわからないですね」

「そうですね。でも、皆さん、何度もGGPに出ている人たちばかりで、やはり獲りたいという気持ちが強いだろうし、その中で挑戦者の気持ちで臨めるので、気持ちの差が出るかなと思うし、有利に戦いたいと思っています」

「位置取りですかね。上手さというものを手にしようとするにはなかなか難しいものはありますね」

「GGPに向けて、自分のやることを精一杯やって、自分の走りをみてもらえるように頑張りますので、応援よろしくお願いします！」

「その前の時点で5位で、まだ確定ではなかったので、やっぱりプレッシャーはけっこうありました」

－緊張はいつが一番すごかったですか？
「入る前は全然平気だったんですけど、3日間レースが迫ってくるにつれて、3日間本当に勝負だったので、3日間とも緊張していました」

－そのプレッシャーを乗り越えて、出場権を自分で手に入れたのは、自信にもなったのでは？
「決勝戦のすごいメンバーでの2着というのは、自信にもつながります。まだまだ課題は残るレースではあったんですけど、その中でも自在に動ける選手、石井寛子さんだったり石井貴子さんだったりという、上手い選手がいて、その中での2着は自信にもなりました」

「グランプリを静岡でやるってなってから、今年の年頭からGGP出場を目標に掲げていたんですけど、長かったですね。」

「やはり、段々、意識しはじめたというか、見えてきたのが10月くらいだったので、そこからは自分で自分を苦しめていた部分もあったんですけど、周りの人の期待に応えなきゃというのもあったし、自分も出たいって思ったし、色んな気持ちがあって、レースでも自分の力を出し切れないで終わることもありましたね」

「ガールズグランプリトライアルで言うと、スタートの位置もよくなかったですし、強い人がいると位置を上手く取れないので、自分で動いていくことも課題の一つですし、決勝戦もですが、自力で動く力も、レベルがあがってくると、勝ちにこだわるところがあるので、強い人たちと戦う舞台でも自分の力を出し切れるようになることが課題です」

「地元ということで優勝を狙っていきたいと思います！」