インタビュー

113期ナンバー1を目指し!
現在、競輪界を賑わせている113期。デビューから約半年経つが、その強さは今までの期以上とさえ噂されている。
その中でも落ち着いたレースぶりで活躍しているのが小林泰正選手だ。3月10日松山競輪場で行われるルーキーチャンピオンレースへの出場も決まり、同期ナンバー1を目指して気合が入る。
先を見据えて戦う小林選手から目が離せない!
小林泰正
群馬・113期・A級2班
一走一走を大事に、自分の力を出し切りたいと思います!
-デビューから半年を振り返っていかがですか?
「A級にあがってからも、なんとか自分の走りができていると思うので順調にきていると思います」
-113期は強いですが、同期へのライバル心は?
「この間も宮本(隼輔)が特進したので、そういうのを見ていると刺激されて、自分も頑張りたいなって思います!」
-今、思うことは?
「今のところ特別昇級は意識してないです。それよりレースの内容重視ですね」
-特進を狙わないのは意外でした。
「特進を狙っていけば、全部捲りとかでいけると思うんですけど、そういう小さい走りをするくらいだとS級にいってから通用しないと思うので、その辺はしっかり力をつけてからでも遅くないと思っているので」
-先を見据えているんですね。
「そうですね」
-今、課題をあげるとしたら?
「トップスピードの持久力ですかね。まだトップスピードが足らないことと、そこを維持できる力が足らないかなと思います」
-どんな練習をしているんですか?
「デビュー当時とあんまり変わってないです。街道とウエイトとバンクの3つをやっています」
-大きい目標は?
「やっぱり同期の中で一番になることですね!」
-ルーキーチャンピオンレースでは?
「なんとかして優勝を獲りたいですね」
-師匠(小林潤二)からのアドバイスは?
「自分と思っていることは一緒で、『あんまり特進に気を取られて走るとしょうもない走りになるから、自分でもわかっていると思うけど、内容を考えて走れ』って言われています」
-内容の中でも、特にどこを重視して走っていますか?
「レースの流れを見て、先行できるのに捲りにかまえるとかしないようにしています。先行できる時はしっかり先行して、残れるようにですね」
-行く位置とかはレースの流れを見て?
「相手やメンバーを見て、あとしっかりラインで決められるかを考えて走っています」
-ムリな先行じゃなく、勝つ先行を考えているんですね。
「そうですね、何でもかんでも先行という考えじゃないです」
-自分の強み、アピールポイントは?
「やっぱり地脚が自分の強みだと思ったので、外並走になってもそこで我慢して、最後までもがけることですね」
-最後にファンの方にメッセージをどうぞ。
「これからも色んなレースがあると思うんですけど、一走一走を大事にして、自分の力を出し切れるように頑張りたいと思います!」
小林泰正(こばやし・たいせい)
1994年8月12日生まれ。身長168cm 体重66kg
最近の趣味は?
「自転車が趣味ですから(笑)。休みの日でも自転車をいじったり、乗ったりしています。特にロードレースで、練習とは別にサイクリングしに行ったりします(笑)」