月刊競輪WEB|KEIRIN.JP
2019年の女子の短期登録選手4名。3回目のロリーヌ・ファンリーセン選手とナターシャ・ハンセン選手、ただいま急成長中の2回目のマチルド・グロ選手、そして、初来日になるマダリン・ゴドビー選手。選手たちに国際大会のケイリンとガールズケイリンの違いや意気込みなどを語ってもらいました。
マダリン・ゴドビー(アメリカ・26歳)
負けたくないという気持ちが大きいですし、期待を高めていきたいですね!
-今まで日本に来日したことは?
「2018年のジャパントラックカップに参加しました。あの時は1週間だけでした」
-日本のイメージは?
「昨年、伊豆にいて本当にきれいな国だと思いました。今回は2か月いるので、もっと日本のいいところを見たいです」
-ガールズケイリンの印象は?
「(国際レースで)ナショナルチームの太田りゆさんと小林優香さんと一緒にレースをしたことがあるのですが、すごく強くてスマートなレースをすると思います。他の選手たちもそのようなレースをするのかなと思うので、早く戦いたいという気持ちでいっぱいです。それに国際大会で走っている選手たちもいるので、負けたくないという気持ちが大きいですし、期待を高めていきたいですね」
-今、不安なところはありますか?雨の中で走ることなどは?
「別にないです。練習場も外だし、屋外で走ることも問題ないです。雨が降ってほしいですし、本当に楽しみですね」
-普段の練習環境は?
「アメリカでは1人でトレーニングしています。世界選の後は少しお休みをもらって、またトレーニングを始めたんですけど、このガールズケイリンでさらにトレーニングをつめると思っています」
-練習場はどこ?
「コロラドスプリングスです」
-ガールズケイリンではどんな風に走りたいですか?
「日本のファンの皆さんはすごく勢いがあると聞いているので、ファンの皆さんの前で頑張りたいと思います」
-食べ物で苦手なものはありますか?
「納豆とかは苦手かもしれないけど(笑)、日本の色んなものを食べてみたいですね!好き嫌いはないですね」
-開催中は、携帯電話は使えないですけど、そこは大丈夫?
「それは知っているので大丈夫です!(開催中は)そこにいるガールズ選手たちと仲良くなりたいと思っています」
-ファンにメッセージ。
「今回、日本に呼んでもらってすごく嬉しく思っています。頑張っていい結果を出したいと思いますので、応援よろしくお願いします!」
マチルド・グロ(フランス・19歳)
ファンの皆さんのために頑張って走ります!
-世界選が終わってからは、どんな風に過ごしていたんですか?
「世界選が終わってからは、父と一緒にモルディブでバケーションをしてきました」
-世界選までの練習はどんな感じでしていたんですか?
「長い準備期間になります。まず1か月くらいなんですけど、世界選に向けてはワールドカップを走りながらになるので、とてもいい状態でトレーニングをつめている状態です。世界選の前にちょうどニュージーランドのケンブリッジでワールドカップがあったので、その後は4日間休憩を取りました。そこから世界選が近づくにつれ、1日2回トレーニングがあったのを1日1回にして、部屋でリラックスしたり、マッサージをしたりして過ごしました」
-国際大会のケイリンとガールズケイリンの一番の違いは?
「一番違うところは、国際大会は250バンクですけど、日本では400とかすごく長いトラックになる点ですね。それから、屋外が多いというコンディションの違いというのも大きいと思います」
-昨年、ガールズケイリンを走って、それが国際レースで活かされたところはありますか?
「そうですね、昨年はシーズンの最初のワールドカップで落車してしまい、あまりスタートはよくなかったんです。しかし、ガールズケイリンに来て、色んな戦術を試せたことが大きく、その後のヨーロッパ選手権でチャンピオンになっているので、日本のガールズケイリンで走ったことが役立ったんだと思います」
-ファンにメッセージ。
「今年も日本に帰ってくることができて、とても嬉しく思います!皆さんのために頑張って走りますので、皆さんと競輪場でお会いできることを楽しみにしています!!」
ロリーヌ・ファンリーセン(オランダ・31歳)
ベストを尽くしますので応援よろしくお願いします!
-世界選が終わったあとはどんな風に過ごしたんですか?
「少し短いですがバケーションを取って、パナマに旅行し、あとは家族と過ごしました」
-世界選まではハードな練習をしていたと思いますが、どんな練習をしたんですか?
「チームキャンプがポルトガルにあって、グループで準備できたのはとてもよかったんですが成績はあまりよくなかったです」
-国際大会のケイリンとガールズケイリンで感じる一番の違いは?
「違う点は屋外のトラックということですね。早くに仕掛けすぎると天候の影響を受けるので、そこが一番違うと思うのですが、でも、その経験が強くしてくれるのであまり気にはならないです」
-ガールズケイリンを走って、国際のレースで活かされた点はありますか?
「色んな走りを試せるということですね。昨年、ロングスプリントを試したんですが、屋外のトラックでは厳しかったんですが、それをインドアでした時にすごくいいなと思ったので、強くなっているなと実感できました」
-現在、ビートサイクリングに所属していますが、練習はビートサイクリングでしているんですか?
「そうですね、基本的にナショナルチームも一緒なので、ビートサイクリングもナショナルチームも一緒にトレーニングしていることが多いし、今回、テオ・ボスとマティエス・ブフリも来ているので、今回も一緒にトレーニングできたらなと思っています」
-ファンにメッセージ。
「今年も日本に帰ってくることができてとても嬉しいです!ベストを尽くしますので応援よろしくお願いします!!」
ナターシャ・ハンセン選手(ニュージーランド・29歳)
ファンの皆さんのために最高のレースをしたいと思います
-世界選が終わってからはどんな風に過ごしてきたんですか?
「世界選の後に少しバケーションがあって、身体をリカバリーして、またエネルギーを補給するのにいい機会になりました。その後、日本に来る準備をしていましたね」
-世界選まではハードな練習をしていたと思いますが、どんな練習をしていたんですか?
「自転車の練習と、ジムでのトレーニング、あとロードレースでの練習をよくやっていましたね。ただ、世界選の2、3週間前に1回落車があってムチウチになってしまい、そこからのリカバリーはちょっと遅かったですけど、今は絶好調です」
-国際大会のケイリンとガールズケイリンで感じる一番の違いは?
「一番の違いは、屋内か外でやるかというところですね。日本のレースのように屋外でやるとよりパワーが必要になります。国際のレースと日本のガールズケイリンではレースの運び方も変わってくるし、力の入れ方のタイミングも変わってきます」
-逆に、ガールズケイリンを走って、国際のレースで活かされた点は?
「ガールズケイリンを走ってスピードもつきました。日本で走ったあと、すぐには調子があがらなかったんですけど、後半になってまた調子をあげることができてよかったです」
-開催中のレース以外はどんなことをしていますか?
「レースの前は控室で皆と和気あいあいとしているんですけど、レースが近くなると皆が真剣になっていって、そして、その分レースが終わるとリラックスして話ができるので楽しいですね」
-ファンにメッセージ。
「過去2年間、私を応援してくださったファンの皆さん、ありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします。皆さんのために最高のレースをしたいと思います!!」