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高橋晋也(福島・115期・S級2班)
いわき平GIIIでの活躍も記憶に新しいですが、高橋晋也選手が好成績を残しています。3月にはルーキーチャンピオンレース、ウイナーズカップ(GII)の出場が決まり、本人もやる気充分です!先輩にもらったアドバイスを活かし、さらに強くなっていきそうな高橋選手!今後も要チェックですね!!
北日本から優勝者を出せるように頑張りたいです!
-まずは大活躍だったいわき平GIIIから振り返っていただけますか?
「先輩方のおかげですね。着に残れて、決勝までいけて、決勝でも少しは役に立ったかなと思うので、楽しかったです」
-先輩たちも感謝していると思いますよ。
「いえいえ、先輩たちに作戦を考えてもらって、気持ちの面では自分が引っ張っていってもらって、レースで自分の力を出し切るだけだったので、本当に先輩方に支えてもらいました」
-同県の大先輩・佐藤慎太郎選手はどうでしたか?
「記念の時にアドバイスをもらいました。前検日の時に脚の調子があんまりよくなかったんですけど、慎太郎さんから、『とりあえず気持ちだ!』って言われました(笑)。気持ちが一番だってことを教えてもらいました。『どれだけ脚の調子が悪くても、気持ちでどうにかするのがプロだぞ』って教えてもらいましたね。それで初日から『自分は調子いいんだ』って思い込んで、上手く決勝までいけたので、慎太郎さんのおかげです」
-脚は充分にあるから、気持ちを強く持っていくというのは大きいことかもしれないですね。
「それ以外にも、走り方や色んなことをアドバイスもらって、準決勝のあとも褒めてもらえたので、すごく自信になったというか、一流の選手に褒めていただけるのは本当に嬉しかったですね」
-S級になってだいぶ経ちますが、走ってみてどうですか?
「いやー、考えないと戦っていけないって感じますね。今までは力だけで勝負してきたんで、S級は考えて走らないと戦っていけないんだなって思います。毎開催、毎開催、先輩たちにアドバイスをもらって成長できているのは感じています」
-今の課題をあげるとしたら?
「もっと上手く動くというか、レース運びをもっと上手くできるようになりたいですね。焦ってしまったりとか、変なところで内につまってしまったりすることがあるので、そこでもっと冷静に周りとかの動きを見て、レースを運べるようになりたいなって、そこが課題です」
-見ていて、落ち着いて走っているように見えますよ。
「けっこうテンパッってますよ。落ち着いていることないです(笑)」
-そうなんですか、意外ですね(笑)。3月にはルーキーチャンピオンレース、ウィナーズカップがありますが、いかがですか?
「今は挑戦者っていう感じで、自分はレースを動かす感じでしばらくはありたいですね。それで着に残れたら、自信にもつながるし、ファンの方々にも応援されるようになると思います」
-115期の中でも早くビッグレースに出られるのは嬉しいですよね。
「嬉しいですね。ウィナーズカップは一流選手や強い選手が多いので、すごい勉強できる場でもあるし、ありがたいですね」
-ルーキーチャンピオンレースは北日本の選手が4名いますが、どうしますか?
「どうしましょうね(笑)。軽く話はしたんですけど、やっぱり一生に1回しかないことなんで……わからないですね。僕も自力出したいので、『自力で走るから、後ろついてほしい』って言ったんですけど、誰も言うことを聞かなかったので(笑)、どうなるのかはわからないですね。それで、最終的にまとまった意見は単騎でもラインになっても絶対に北日本から優勝者を出そうっていうのは話したので、北日本から優勝者を出せるように頑張りたいです!」
-今の目標は?
「とりあえずGIに出場したいですね。そこでどれだけ勝負できるか自分の力試しというか。で、なおかつ決勝にも乗って、それを今は目標に頑張りたいです」
-ファンにメッセージをどうぞ。
「ルーキーチャンピオンレースを優勝します!応援よろしくお願いします!!」
高橋晋也(たかはし・しんや)
1994年10月4日生まれ。身長178cm 体重90.3kg
癒しの時間は?
「うーん、そうですね、嫁と一緒にいる時間ですね!って言っておきます(笑)」