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當銘直美(愛知・114期・L級1班)
通算3回目の優勝を飾るなど、段々と力をつけてきている當銘直美選手。練習での成果に加えて、日々レースを見て勉強している効果が走りに表れています。妹の當銘沙恵美選手(愛知・118期)とは仲良しでも、選手としては負けたくないという気持ちも今の競走にプラスになっているようです。これからも注目ですね。
思い通りのレースができるようになって、少しずつ自信になってきています
-近況の調子は?
「最近は思っているようなレースができているなって感じがします」
-3回目の優勝を振り返っていかがですか?
「やっぱり梅川(風子)さんに勝てたことが、自分の中でもすごいなっていうか、びっくりですけど、3回の優勝もガールズグランプリに出られている選手に勝てて、びっくりしかいいようがないです、ちょっとずつ自信に、つながっています!」
-思う通りにレースができるようになった要因は?
「練習で長い距離をもがくようになったことと、あとは強い人にどれだけ抵抗できるかっていうことを考えて、その選手たちの苦手パターンを探したりとかしています。
あんまり(レース前に)作戦を考えて走ることはないんですけど、走りながら、自分がここにいったら、この選手の苦手パターンに近づくのかなって考えながら走っています」
-日々の勉強しているのが、レースで出るんですね。
「そうですね、何もしてない時は競輪を見ている時が多いので、その成果が出ているのかなと思います」
-妹の沙恵美選手ももうすぐデビューですしね。
「はい、妹とは一緒に戦うことは、しばらくないと思うけど、やっぱり比べられると思うし、点数は何が何でも負けたくないし、ギリギリ勝っているとかじゃなく、点数でぶっちぎって勝っていきたいなと思います(笑)」
-ファンの皆さんにメッセージをどうぞ。
「今、新型コロナウイルスで大変な思いをしている人が多いと思いますが、競輪を見て少しでも元気を出してもらえたらいいなと思います!私も一生懸命、レースを頑張りますので、応援よろしくお願いします!!」
當銘直美(とめ・なおみ)
1996年6月19日生まれ。身長157cm 体重62.6kg
3回目の優勝の時は、嬉し過ぎてスーツケースを競輪場に置いてきてしまったというエピソードのある當銘選手。
「はい、狙っているわけではないけど、やっちゃうというか(笑)。1回目の優勝の時は、忘れ物はなかったけど、敢闘門に入って転んじゃうとか(笑)、なんかカッコよく終われていないので(笑)。3回目の時も早く色んな人に報告しなきゃって思ったら、スーツケースを忘れちゃったので(苦笑)。ちゃんと最後まで気を引き締めないと、いけないなって思いました!」