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石井寛子(東京・104期・L級1班)
2020年6月21日いわき平競輪場で通算優勝回数100回を達成した石井寛子選手。ガールズケイリン史上初の100Vの喜びの声を語っていただきました! 次の大いなる目標200Vに向かって、頑張ってほしいですね。
優勝100回は今まで頑張ってきてよかったなとホッとしました
-通算優勝100回の感想を教えてください。
「70回目くらいから、70回、80回を重ねていくにつれて、目標にしていたこともあって、やっと100回優勝できた時は本当に嬉しかったです。思い出のいわき平競輪場だったんで。ここは、オールスター(アルテミス賞)で優勝したり、100Vしたりと節目の時に走っているので、ホッとしました」
-99勝の時に、次の(5月)静岡のガールズケイリンコレクションで優勝を決めるのではと期待しました。
「それができたらカッコいいなと思っていたんですけどね(笑)。でも、なくなっちゃいましたね。けど、9月の共同通信社杯(伊東温泉競輪場)でやることになったので、33バンクであのメンバーで勝つのは難しいとは思いますが…、あの時の静岡の時の気持ちを持って行って、伊東でどんな走りをできるかと思います。
一走一走で1着を目指しているので、1着も374勝(7月17日現在)できていますが、その中で優勝100回っていうのは本当に選手としてやってきてよかったなと思っています」
-すごい記録ですよね。
「はい、本当に嬉しいです!」
-これは地道に頑張ってきた結果ですものね。
「はい、これまでやってきた結果だし、強くないと優勝はできないと思うし、本当に嬉しいです。でも、これで終わりじゃないから、ここは1つの思い出にして、また次の目標に向かって頑張りたいです。200回優勝という大記録に向かって、あと7年かけてできたらいいなと思っています」
-もっと早くできそうな気がします。
「うーん、でも、今は強い子が多いのでなかなか難しくなってくると思うんですけど、今までと同じように頑張っていけばできるかなと思っています」
石井寛子(いしい・ひろこ)
1986年1月9日生まれ。身長160.2cm 体重59.5kg
石井選手にとっていわき平競輪場は100Vの他に、2017年オールスターでアルテミス賞を優勝した思い出のバンク。あの時は、石井貴子選手(東京)と姉妹で走り、寛子選手にとっても強く思い出に残っているそうです。