インタビュー

昨年、ダービーで初タイトルを獲った三谷竜生選手。その後にケガで苦しい時もあったが、それを乗り越え、今年は好調をキープしている。そして、臨んだ今回のダービー。決勝戦は脇本雄太選手、三谷選手、村上義弘選手、村上博幸選手と近畿4名が並び、三谷選手は番手という責任ある位置を任された。その重責を跳ね返し、しっかりと優勝を獲得した。
一戦一戦頑張って、グランプリにつなげたいですね!
-連覇を果たした心境は?
「嬉しいですね!」
-その嬉しさは、昨年とはまた違いますか?
「昨年は初めて優勝した嬉しさがあったんですけど、今回はラインでしっかり決めることができたので、その嬉しさがありますね。
昨年は挑戦者というわけではないですけど挑む感じでしたが、今回はライン4車で勝たなければいけないというプレッシャーはありました」
-そのプレッシャーに勝てたのは?
「緊張したんですけど、脇本(雄太)君が本当に強くて、近畿4車でしっかり走ることができたのでよかったです」
-レースを振り返って、まず初手の後ろからの位置はどうでしたか?
「脇本君のいつも通りのレースだったと思います」
-打鐘を目がけて行くような感じでしたね。
「それもいつも通りの脇本君でした」
-脇本選手と過去に連携はありますが、今回違いはありましたか?
「本当に強かったですし、脇本君もしっかり自分の仕事というか駆けてくれたので、あとは僕たちがしっかり結果を出すだけだなと思っていました」
-後ろは見てましたか?
「バックで一回見た時には誰も来てなかったので、あとはしっかりゴール勝負と思っていましたね」
-直線で踏み込んだ時の感触は?
「僕も全力でしっかり踏んでいました」
-優勝はどこで確信しましたか?
「ゴール線を1着で通過したのはわかりました」
-連覇の感想は?
「優勝するつもりでここに入って来て、しっかり連覇できたので、とても嬉しいですね」
-これでグランプリの出場権も獲得しましたね。
「グランプリもあるんですけど、これからもグレードレースは続くので、一戦一戦頑張って、グランプリにつなげたいですね」
-昨年はケガもあって、悔しい思いをしたと思います。
「そうですね。昨年はケガで苦しんだ時期もあったんですけど、今年に入ってしっかり結果を出せているので、これからもしっかり結果を出せるように頑張っていきたいです」
-ファンにメッセージをどうぞ。
「連覇できて本当に嬉しいです! これからもしっかり一戦一戦を走って結果を出したいと思います!!」
三谷竜生(みたに・りゅうき)
1987年9月5日生まれ。身長168㎝、82㎏。
平塚競輪名物・シャンパンファイトの感想は?
「シャンパンファイトは初めてだったので、すごく楽しかったです」
この喜びを伝えたい人は?
「まずは奥さんですね。それから親や兄弟に伝えたいですね」