サマーナイトフェスティバルを優勝した渡邉一成選手。2日目は深谷知広選手ともがき合い、決勝戦は菅田壱道選手の番手についた。菅田選手が捲り切れずの展開になると、自力で捲り優勝。ここからは地元・いわき平のオールスター、競技ではアジア大会、ワールドカップが控えている。ナショナルチームで培ったパワーで勝利をつかんでほしい。

「自信はあったんですけども、優勝出来て嬉しいです」

「嬉しいですが、特には意識はしていませんでした（笑）。競技でもこの時間に走ることは多いので、いつもと変わらずにレースをしました」

「今、彼が調子に乗れているいい走りをしているので、その脚力を活かすような展開にもっていければチャンスはあると思ったので、本当にいい走りをしてくれました」

「一番後方でしたが、前団がもつれていたので、打鐘では踏み出していたし、これはいけるなと思っていました。ただ、（竹内）雄作君の外を走って、最終的に平原康多さんと並走になったので、厳しいレースに菅田君はなったと思いますけども、そこまで彼が行ってくれたので、結果、自分が行くことが出来ました」

「スピードもあってしまったので、申し訳ないですけども、勝利を他の人に譲るわけにもいかないので、全力で踏ませてもらいました」

「きつかったですね。内を締め気味にいけば楽なんですけども、平原さんも楽に出させてくれると思わないですし、外走ったんですけども、そうしたら、内から深谷（知広）君が盛り返してきたので、本当にきつかったです」

「打鐘から息を止めて踏ん張っていたので、残念ながら聞こえなかったですね」

「しっかりと脚力を発揮出来る展開になれば勝負は出来ると思いますし、今回は新田（祐大）君と小松崎（大地）はいなかったですけども、次は走りますし、今回も強かった菅田君、新山（響平）君と北日本は先行する若手選手も多いので、地元で盛り上げていきたいですね」

「ナショナルチームで培った脚力を充分に発揮して、競輪界でナショナルチームの旋風を巻き起こせるように、これからもトレーニングを頑張っていきたいです」

「次のオールスターでも力を発揮して、連覇出来るように頑張りたいと思います！」