KEIRINグランプリ2018の栄冠を獲得した三谷竜生。脇本雄太、村上義弘、村上博幸とで近畿ラインを組み、責任ある番手を任された三谷は近畿の絆から優勝を決めた。そして、最高年間賞金獲得額を達成した。
2019年もしっかり自分の走りで競輪界を引っ張っていく、その姿から目が離せない!
1番車のユニフォームに恥じないように、しっかり走っていきたいと思います!
-優勝した心境は?
「本当に素直に嬉しいですね!」
-2017年のグランプリは、近畿1人でしたが、2018年は4人でしたね。
「今回はラインの絆、ラインのおかげで、本当に4車いたことが力強かったですね」
-レースは、後方からのレースになりましたね。
「作戦から、脇本(雄太)君が後ろから自分のタイミングで行くって言っていたので」
-ついていて、その背中はどう見えてましたか?
「本当に強いですし、ついていて心強かったですね」
-先行1車と予測された中で、番手をまわることはどうでしたか?
「色々と展開を考えましたし、自分のできることをやろうと思っていました」
-清水裕友選手が先に動いていきましたが、その時は?
「清水君の動きよりは、脇本君が自分のタイミングで行くということだったので、脇本を見て集中していました」
-脇本選手の踏み出しはいかがでしたか?
「踏み出しのところで浅井(康太)さんの動きもあったので、僕も脇本君も少しリズムが崩れたところはありましたが、それも関係なく行ってくれましたね」
-出切った後はいかがでした?
「安心してついていました」
-その後、清水選手が捲ってきました。
「脇本君がかかっていたので捲って来れないんじゃないかって思っていたんですけど、清水君が踏み込んできたので、1回外に振って、様子を見ました。もう自分にできることをやろうと思っていたので」
-その後、前に踏み込む決断はどのあたりでしたか?
「そうですね、外を伸びて浅井さんが来ていたので、ああいう展開になればしっかり自分が優勝しなければいけないと思っていたので、踏み込みました」
-最後の直線を踏んだ感触は?
「調子もよかったし、感触はよかったですね」
-ゴールした瞬間、優勝の手ごたえはありましたか?
「わかったんですけど、落車があったのでそれが気になりました」
-ゴール後、まずどういった方の顔が浮かびましたか?
「そうですね…、亡くなった母のためにという気持ちが強かったですね」
-最後に最高の結果を残すことができましたが、改めて1年間を振り返っていかがでしたか?
「色々なことがあった1年だったので、本当に最後にいい形で終われてよかったと思っています」
-最高年間賞金獲得額を更新については?
「前検日に静岡競輪場に入ってきた時から言われていたので、正直、狙ってはいました。達成できて、本当に嬉しいですね」
-2019年の目標は?
「2018年はしっかり結果を出せましたが、2019年はそれ以上に安定した1年にしたいですね」
-どんな競走スタイルで臨みますか?
「競走スタイルは変わらずに、任された位置でしっかり結果を出したいと思います。自力でも、番手でも、しっかりやります!」
-ファンにメッセージをどうぞ。
「1番車のユニフォームに恥じないように、しっかり走りたいと思います! 応援よろしくお願いします!!」
三谷竜生 (みたに・りゅうき)
1987年9月5日生まれ。身長168cm 体重77.1kg
グランプリチャンピオンユニフォームを着て戦うことについて。
「2018年はしっかり結果を残したので、2019年はもっともっといい結果を残せるように頑張りたいですね」