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清水裕友(山口・105期・S級S班)
清水がついにGI初制覇!!
清水裕友選手が第35回全日本選抜競輪を初優勝!
松浦悠士選手の番手から優勝を決めて、中国勢の絆から結果を出しました。
今、中四国の勢いをさらに増すように頑張りたいと言う清水選手。
これからどんなレースをしてくれるか楽しみですね!
中四国で頑張っていきたいと思います!
-GI初優勝を果たした心境は?
「すごく嬉しいですけど、正直、まだ実感はないですね。なんというか、選手になった時にそういう選手になれると思ってなかったので、本当に自分が獲ったのかなっていう気持ちはありますね」
-レースについてですが、初手はラインとしては2つ目の位置からでしたが、どのように見ていましたか?
「立てていた作戦とは違ったんですけど、松浦(悠士)さんを信頼して、とりあえず松浦さんとの連結だけ外さないように考えていました」
-赤板から動いた時はどのように見ていましたか?
「普通の順番通りで松浦さんは前に出るかと思ったんですけど、1つ見て、打鐘でカマしに行ったので、ちょっとドキっとしながら、あんまり覚えてないですけど、気持ちは入りました」
-松浦選手のスピードはいかがでしたか?
「すごく強かったですね。かなりかかってました」
-出て行く時は?
「自分がちょっとでも躊躇したら、松浦さんの先行がムダになると思ったので、誰か来ている気配はあったので出させてもらいました」
-ご自身の踏み応えはいかがでしたか?
「正直、脚が三角に回って全然進んでなかったんですけど、なんとか気持ちで、ゴールできましたね」
-優勝がわかったのは?
「敢闘門に帰ってきてから、中国勢の皆が出迎えてくれて、そこででしたね」
-お客さんの声援は?
「『清水ーっ!』って名前をずっと呼んでもらっていたんですけど、自分の中では平原(康多)さんに差されたかなっていうのがあったので、ちょっと確定が出るまでわかりませんでしたね」
-これでグランプリ出場も決めましたね。
「昨年、タイトルを獲るっていう目標を立てたんですけど、達成できなくて。結局、賞金争いで最後まで苦しい思いをしたので、今年はタイトルを獲って出ようと思ってました。それが達成できたことはすごく嬉しかったです」
-これから先の目標は?
「中四国で今、若手が盛り上がっていますし、全部中四国で獲れるように、自分もしっかり仕事したいなって思います」
-ファンにメッセージをどうぞ。
「応援のおかげで優勝することができました。これから、中四国で頑張っていきたいと思いますので、また温かいご声援よろしくお願いします!」
清水裕友(しみず・ひろと)
1994年11月9日生まれ。身長166.1cm 体重78.6kg
Q.2021年の赤いパンツが決定した心境は?
「昨年は最後まで決められなかったので、今年は早々と決められて嬉しいです。また1年間気を引き締めて戦っていきたいと思います」