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清水裕友(山口・105期)
ラインで強敵を撃破!
第16回サマーナイトフェスティバル(GII)を優勝した清水裕友選手。今開催は、脇本雄太選手や新田祐大選手らナショナルチームの選手も参加し、強敵となったが、松浦悠士選手ら中国選手のラインと力で優勝を勝ち取りました。
グランプリまで一戦一戦頑張っていきます!

-レースを振り返ってください。まずは前受けからでしたね。
「作戦的に前からだったので、前を取れてよかったです。」
-その後の動きについては?
「松浦(悠士)さんが行けるタイミングでというところだったんですけど、勝負所ですんなり中団は取れたので、そのまま脚をためてかなって思ったら、打鐘3コーナーで仕掛けたので、ちょっと離れそうになって危なかったですね。(笑)」
-松浦選手の仕掛けはいかがでしたか?
「すごいスピードだったので、たぶん郡司(浩平)さんもスピードが合っていたら僕のところに飛びついたと思うんですけど、その辺はしのげたかなと思うんですけど。ちょっと岩津(裕介)さんが落車したので複雑な気持ちはあります…。」
-その辺りは確認できましたか?
「いや、誰が落車したとかはわかんなかったですね…。」
-その後に新田祐大選手が捲っていきましたが、どうでしたか?
「すごい音がして、ホームで後ろを確認した時に大きく避けるような感じに見えたので、来れないなって思ったんです、松浦さんのスピードもよかったですし。それで、バックでもう横にいたので、マジかって思いましたね。(苦笑)」

-新田選手に切り替えていくような感じでしたが、どうでしたか?
「ゴールまで必死に踏んだ感じで、ゴールでは抜けたような感触はありましたけど、すごいスピードでした。」
-今年の後半戦の目標を教えてください。
「GIを獲って安心したなと思われないようにしたいって思っていたんですけど、その後に記念も獲っていますし、今回、下半期最初のビッグレースでこのすごいメンバーの中で勝てたので、引き続き、頑張っていきたいなって思います」
-ファンにメッセージをどうぞ。
「いつも応援ありがとうございます。しっかりグランプリまで一戦一戦頑張っていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!」
清水裕友(しみず・ひろと)
1994年11月9日生まれ。 身長166.1cm 体重78.6kg
今回、お客様の前で走った雰囲気はどうでしたか?
「僕は3月から無観客でしか走ってなかったので、やっぱり、お客さんがいる方が集中できるというか気合いが入りますね」