月刊競輪WEB|KEIRIN.JP
松浦悠士(広島・98期)
松浦が4連続優勝!
松浦悠士選手が昨年に続き、スーパープロピストレーサー賞を連覇。そして、武雄GIII、日本選手権競輪GⅠ、函館GIII、スーパープロピストレーサー賞と4開催連続で優勝を決めました。
地元・広島での優勝でしたが、無観客だったことはやはり残念だったそうで、早く地元のファンの前で走りたいと松浦選手は話していました。地元のファンに勇姿を見せる時まで、松浦選手はさらに強くなっていくことでしょう。
これからも優勝を重ねられるように頑張っていきます!
-レースについて振り返ってください。
「考えていた通りの展開で、あとは自分が捲れるかどうかなっていう勝負だと思ってました」
-吉田拓矢選手の動きを警戒してフタしていましたが、外並走でも脚は余裕でしたか?
「脚はしっかりたまっていました。鈴木(裕)さんが内をしっかり締めていてくれたので、外並走しやすかったです」
-本格的に仕掛けたのは最終2コーナーくらいだったと思いましたが。
「古性君がすんなり先行だったら、坂口(晃輔)君も、鈴木君も車間を空けると思ったので、その空けたタイミングで、しっかり詰めていけば、番手は越えれると思ったので、あとは古性君との勝負かなと思いました」
-すんなり番手は越えていってましたね。
「しっかり修正できて、出た感触は初日よりもよかったですね」
-これでスーパープロピストレーサー賞連覇ですし、4開催連続優勝と勢いすごいですね。
「3開催連続優勝がやり過ぎかなと思っていたので(笑)、でも、地元は負けられないと思っていました。次からがどうかなっていう感じですね(笑)」
-地元でしっかり優勝を決めましたね。
「地元3割増しですね」
-次の高松宮記念杯GIへの意気込みは?
「今回、しっかり自力が出ているし、宮杯も楽しみですね!」
-3月の広島で行われたGIIIより今回の方が気楽に走れたんですね。
「今回はとにかくいいレースを心がけていました。 ダービーを優勝してから気持ちに余裕ができました。いい状態で練習もレースもできているかなと思います」
-いい練習ができているということは、さらに強くなるってことですね。
「まぁ、ダービーの優勝はギリギリだったから…、あれをもっとすっと獲れないと今後はもっと厳しくなると思うので。優勝できたけど、あの僅差だったことが自分に火をつけたというか、もっと脚をつめないとなって改めて思いました。あの僅差は自分の中でかなり大きいです。郡司(浩平)君に脚で負けているなって気持ちがあるので、さらに強化していきたいですね」
-今後の目標をお願いします。
「これからも優勝を重ねられるように頑張っていきますので応援よろしくお願いします」
松浦悠士 (まつうら・ゆうじ)
1990年11月21日生まれ。身長168cm 体重73kg
Q『(清水)裕友がいないと5割減』と言っていましたが、しっかり優勝しましたね。
「そうですね。でも、裕友が11レースで1着になったので、僕も勝ちたいなって刺激になりました」