月刊競輪WEB|KEIRIN.JP
古性優作(大阪・100期・S級S班)
古性の勝機を逃さない捲り炸裂!
KEIRINグランプリ2021を制した古性優作選手。単騎だったが、関東の後ろから、他のラインが仕掛ける前に捲っていきました。憧れだった2016年のグランプリの村上義弘選手の優勝と同じ仕掛け、イメージ通りのレースができたそうです。2022年は近畿の中心選手として活躍を見せてくれることでしょう!
自分の力を一滴も残さずに出し切ることだけを考えて走りました!
-優勝した心境は?
「本当に嬉しいですね!!」
-その喜びはどんな所から?
「全身から沸いてきますね!」
-ではレースを振り返って、単騎でしたがどうでしたか?
「そうですね、ちょっと心細かったですね(笑)」
-号砲が鳴って、最後方からになりましたね。
「初手がああなったので、そこ(関東の後ろ)から勝負しようと思っていました」
-レースは?
「周回数も多かったですし、しんどく感じましたね。『これがグランプリかぁ』って思いました」
-関東が先に仕掛けていきましたが、その後のご自身の仕掛けはどうでしたか?
「勝ち方にもこだわりたかったです。ただ勝つだけでなく、自分の力を一滴も残さずに出し切ることだけを考えて走りました。踏み出しもいいという感じはしなかったですけど、伸びて行ってくれたのでよかったです」
-前団を乗り越えた時は?
「いやー本当に無我夢中だったので、あんまりよく覚えてないですね」
-抜け出しえて、1車でゴールを目指すような形でしたね
「ゴールが長過ぎました!! もうゴールが伸びてんちゃうかなっていう感じで、ゴール線が離れていっているようでした(笑)」
-優勝の実感は?
「ゴールがけーへんな、けーへんなって感じだったので、1着っていうのはすぐわかりました」
-静岡の多くのお客さんが祝福してくれましたが、どうでしたか?
「声援も本当にすごくて、本当に嬉しかったですね」
-4番車も自分で選択でしたね。
「村上義弘さんが4番車で単騎で捲っていたグランプリを見ていて、自分も4番車で村上さんと同じレースをしたいなって思っていました。100点だったと思います」
-思い通りの走りでした?
「はい、村上さんの見たイメージ通りで走れたと思います」
-2022年は1番車で走ることになりますね。
「プレッシャーも感じるとは思いますが、今まで近畿の選手として走ってきたプレッシャーもたくさん感じてきたので、今までと同じく、頑張るだけかなと思っています」
-グランプリへの思いはありますか?
「一度走るとまた走りたくなる舞台って聞いていたんですけど、まさにその通りで、また走りたいと思いました!」
-ファンの皆さんへメッセージをどうぞ。
「ファンの皆さんの声援が、長いって思っていた直線でも聞こえてきて不思議な感覚で、ファンの皆さんの声援が背中を押してくれました。2022年も一生懸命に頑張りたいと思いますので、応援してもらえるように精一杯頑張ります!!」
古性優作 (こしょう・ゆうさく)
1991年2月22日生まれ。168cm 体重77kg
Q.1年を振り返ってどうでしたか?
「ラインの皆に、先輩、後輩、皆に助けてもらって、グランプリという素晴らしい舞台を走らせてもらって、最高の1年だったなと思います!」