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古性優作(大阪・100期・S級S班)
古性が2つ目のGIタイトル獲得!
1番車ユニフォームを着た古性優作選手が、第37回読売新聞社杯全日本選抜競輪(GI)を制しました。競輪界では「2つ目のGⅠタイトルを獲って本物」と言われますが、ここで獲れたことを「ホッとしました」と古性選手も語っています。それでも、「脚をつけていきたいです」と謙虚に話す古性選手。2022年も彼から目が離せそうにないですね!
これからも一生懸命に頑張ります!
-優勝を果たした心境を教えてください
「2つ目のGIタイトルが獲れてホッとしてますね」
-1つ目のタイトルは番手からで、2つ目は自力になりましたね。
「そうですね、自力になったんですけど、走っていて他の選手たちのレベルがすごく高く感じましたが、2つ獲って本物って言われますし、本当に獲れてよかったです」
-レースを振り返って、どうでしたか?
「赤板で新田(祐大)さんが動くと思ったんですけど動かなかったので、ちょっと『やばい、やばい』って思いましたね」
-どんなところがやばいと思いましたか?
「誘導員も残っていましたし、自分が1回動かそうかとか色々と考えていて、赤板から打鐘までは迷いが多かったですね」
-その後も動きがなく、太田竜馬選手が先行しました。
「めちゃくちゃかかっていました! 1センターから行きたかったんですけど、打鐘の2センターから踏んだ時に口が空きながらついていって、車間がなかなかつまらなかったですね」
-その後はどうでしたか?
「あの太田君のかかりで、新田さんが来たのもびっくりしたんですけど、松浦(悠士)君も余裕がありそうでしたし、一緒に走りながら力の差も感じました」
-4コーナーからコースを見つけていきましたね。
「ちょっとレース内容はよくなかったんですけど、次はバックから出て行けるような脚をつけていきたいと思います」
-優勝の手応えはどうでした?
「優勝したのはわかりました」
-これで今年のグランプリも決まりましたね。
「すごく大きいですね!」
-今後どういった?
「決勝は仕掛けられなかったんですけども、それを仕掛けられるようになることが今後の課題かなと思います」
-1番車のユニフォームを着ている心境は?
「最初はしんどかったんですけども、重圧というよりも考えることが多くて大変でしんどかったんですけども、もう慣れてきましたね」
-ファンの皆さんへメッセージをどうぞ。
「応援ありがとうございました。これからも一生懸命に頑張りますので応援していただけると嬉しいです」

3日目の準決勝、自らの誕生日を1着で飾った
古性優作 (こしょう・ゆうさく)
1991年2月22日生まれ。168cm 体重77kg
Q.お客様の声援は聞こえましたか?
「声援は走る前から聞こえていたので、優勝できてよかったなと思いました」