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清水裕友(山口・105期・S級S班)
不調脱却の糸口になるか!? 清水がウイナーズカップ2連覇!!
3月18日から21日に宇都宮競輪で開催された『第6回ウイナーズカップ』 昨年に続き、今年のウイナーズカップでも清水裕友選手が優勝を飾りました。今開催初日は取鳥雄吾選手、2日目は町田太我選手と松浦悠士選手の後ろに清水選手、門田凌選手の4車ライン、準決勝は町田選手の番手、決勝は太田竜馬選手、松浦選手の3番手と、1度も自力のないという珍しい開催になったそうです。ラインの力に感謝しつつ、この優勝をきっかけに強い清水選手を見せてくれそうですね。
正直、優勝は"まさか"っていう感じでした
-優勝した心境は?
「なんというか『まさか!』っていう感じで、ポカーンとしていますね」
-2連覇達成ですね。
「そうですね、(この大会は)相性がいいんですかね(笑)」
-レースを振り返ってください。
「まず太田(竜馬)君が気風よく行ってくれて、松浦(悠士)さんの番手捲りもすごかったので、僕はついていって抜くだけだったんですけど、…正直ちょっと(優勝は)まさかっていう感じですね」
-地元の神山拓弥選手が中四国の後ろからという気配をみせていましたが。
「そうですね、顔みせからそういう気配があったんですけど、とりあえず僕は前との連携を外さないことだけ考えてました」
-別線の深谷知広選手、脇本雄太選手も連日すごい競走をしていましたので、気になったのでは?
「太田君もすごいかかりだったし、松浦さんもすごかったんですけど、でも、後ろからのプレッシャーもすごく感じていたので、ゴールまで、いつ飛んでくるか、いつ飛んでくるかっていう感じで、びびってましたけど、ゴールした時に1着だなってわかりました」
-賞金も積み重ねましたが、そこについては?
「いやぁ、この先(グランプリまで)長いので、ここ最近の出来で優勝できると思ってなかったので、また気持ちを切り替えてやっていきたいなと思っています」
-今開催は自力が1回もなくということでしたが、どうでしたか?
「本当に中四国の層の厚さに助けられた感じですね。連日、(取鳥)雄吾とか、町田(太我)君とか、太田君もそうですし、本当に頼もしかったです!」
-この先の目標は?
「ダービーがあるので、そこに向けて精いっぱい取り組もうかなと思います」
-ファンの皆さんにメッセージをどうぞ。
「今年入ってずっと不甲斐ない成績が続いていて、自分自身ちょっと不安なところもあったんですけど、またこうしてグレードレースを優勝することができて本当に嬉しいです! また気負わずに精いっぱい頑張っていきたいと思います!!」

3日目に200勝を達成!
清水裕友 (しみず・ひろと)
1994年11月9日生まれ。166.1cm 体重82kg
Q.今回はたくさんのお客さんも本場に来られていましたが、どうでしたか?
「すごい嬉しいですね!あれだけ多くのお客さんの前で走れたことが嬉しかったです!」