インタビュー

児玉碧衣 福岡 108期 A級2班
久留米で連覇!
 9月8日時点でガールズ賞金5位の児玉。デビュー2年目にして初のガールズグランプリ出場がほぼ確定だ。昨年末は佐世保のミッドナイト競輪に参加していた。テレビでガールズグランプリを観戦し「優香(小林)先輩強い~。私も早く、あの舞台に立ちたい。あんな大きなレースで誰にもまくらせないような先行ができたら最高ですね」と目を輝かせていたが、今年はそれが現実のものになる。「めちゃめちゃ、うれしいです。今年の目標でしたから」とこぼれんばかりの笑顔を振りまいていた。

児玉碧衣 福岡 108期
 今年も優勝8回の快進撃を続けている。「優勝戦にはボチボチ乗れるとは思っていたが、8回も優勝できるとは自分でもビックリ」と語るが、高いレベルで好調をキープ。獲得賞金も「デビュー前の自分じゃ想像もできなかった」という1000万円超えを達成した。それでも「現在の結果に満足してはいけないと思う。年末に向けて、まずは一戦一戦頑張りたい。奥井(迪、東京、106期)さんや真備(高木、東京、106期)さんに負けない機動力を付けなきゃいけないと思っています。実戦で長い距離をしっかり踏んで」と、パワーアップに余念がない。
 3月名古屋で行われた「ガールズケイリンコレクション」では3着、5月静岡の同大会では6着、7月川崎「ガールズケイリンフェスティバル」で2着、8月松戸「ガールズケイリンコレクション」も2着と、ビッグレース制覇にあと一歩が届かない現状に悔しさをにじませる。「メンバーが揃った大舞台で結果を出せていないから、自分はまだまだなんですよね。でも、負けた悔しさを肥やしというか、糧として、最後のグランプリで結果を出せたらいいな~と今は思っています。(ケガの治療でグランプリに出場できない)優香先輩の分も頑張らなきゃいけないと思っているし、さらに言うと久留米で連覇を狙っています」と、V取り宣言まで飛び出した。輪界トップクラスの美貌を持つ児玉。実力ナンバーワンを目指し、さらにまい進する。


久留米競輪場より