インタビュー

山崎賢人 長崎 111期 S級2班
アフロ、行きま~す!
 初のGIII開催「武雄競輪開設68周年記念」にモフモフヘアーをなびかせて、颯爽と参戦したのが山崎賢人。「アフロヘアーは中学時代からのあこがれでした。いつかはしてみたいと思っていましたが、やるなら今だと思い、3月の福井が終わってすぐにアフロにしました。家族には反対されたけどね」と照れ笑いを浮かべながらも満足そう。「カールするのに約3時間かかった」という力作だ。

山崎賢人 長崎 111期
 現在の目標は「ヒーローインタビューにいっぱい出演して、アフロ山崎を定着させること」だという。その機会は初日に早速訪れた。鐘過ぎから逃げる上原龍(長野、95期)を7番手1角から豪快に巻き返し1着取りを果たしたのだ。「インタビューをしてくれた女性リポーターにはうけたけど、お客さんの反応は『なんや、そのアタマ』って感じでイマイチでした」と納得のいかない表情。アフロを認知させるためには、さらに勝ち星を積み重ねていかないとダメなようだ。ただ、一部のモフモフヘアー愛好家、たとえばガールズケイリンの日野友葵(愛媛、108期)によると「山崎さんのヘアースタイルをテレビで拝見させてもらいました。やられた~という感じですね。自分のカールはまだまだ甘いと思い知らされました」と、インパクトを与えたようだ。
 5月1日現在で、S2班に特昇してから8場所を消化した。すでに7勝を上げている山崎だが「まだ、勝ち切れていないという感じ」と分析している。これは、自分だけが勝つのではなく、ラインで上位独占ができるような競走がまだできていないという、反省をこめた意味だ。同県の佐藤幸治(長崎、92期)によると「自転車競技経験が少ないから、致し方ない部分もある。みんなが山崎君を後方に置くように立ち回っているのですが、その周囲の動きに惑わされっぱなしという感じ。もっと、ドンと落ち着いて仕掛ければいいのだけど、本人はそれをヨシとしていないみたい」と解説していた。実際、武雄記念の最終日は自分だけ届くまくりになってしまったため、レース後は指導員室でレースビデオを何度も見直し、先輩選手のアドバイスに必死に聞き入っていた。「もっと場数を増やしていけば…」と山崎。日々進化する新鋭から目が離せない。
 「理想は(往年のプロレスラー)人間山脈、アンドレ・ザ・ジャイアントみたいなアフロヘアー。それを求めて、さらなるボリュームアップを目指します」ながら、同時進行で、さらなる脚力アップをもくろんでいる。


武雄競輪場より