インタビュー

ヤンググランプリ2015を優勝し、その後もFIで優勝するなどブレイクスルーした感のある野口選手にヤンググランプリを獲って何が変わったのかインタビューしました。
上で戦うために全体的な底上げをしていきたいです!
-まず、ヤンググランプリを優勝した後、周りはどのような反応でした?

ヤンググランプリ2015を優勝し
プライスボードを掲げる野口
「周りの人は本当に喜んでくれて、競輪場に練習に行っても沢山の選手の方々に良かったねと言ってくれているんで、本当に応援されていたんだなという感じでしたね」
-優勝の実感はどうでした?
「あまり何が変わったとかは無いんですけど、でも、これからもっとしっかりやっていかなきゃいけないなという方が強くなっちゃいましたね」
-ヤンググランプリを獲って、ステップアップして次のステージに立ったのはどのように感じています?
「そこはやっぱりヤンググランプリよりもKEIRINグランプリという方が強いので、ステップアップ出来て良かったなという方が強いです」
-2年連続でヤンググランプリに出場したくはなかった?
「そうですね、それだとそれだけの選手だなと思われるのが一番嫌だったので、良かったですね」
-ヤンググランプリを獲った直後の開催(久留米1月7~9日)で優勝した感想は?
「そうですね、ヤンググランプリを獲ったことによって、自信になったというか、精神的な面で物凄く変わったかなとは思っています。後ろの福岡の吉本卓仁さんに抜かれるかと思っていたけれど、思った以上に踏めたので逃げ切れました。自分の中で何かが変わったから落ち着いて走れるようになったのかなとは思いましたね」
-その久留米開催の3日間はどうでした?
「初日はちょっとひやひやしたというのはあります。作戦通りにはいかない走りをしてしまったというか、予想外の事が起きてしまい、これぐらいで大丈夫だろうという甘さが出てしまったと思いました。そこから立て直して、準決勝はしっかり出し切るつもりで走った感じでした。決勝は京都の山本さんがものすごく気合い十分で、タイミングが取れず、行き辛かったけど、しっかり入れるところを見つけて行けたので良かったです」
-ヤンググランプリを獲ってより精進するために自分の弱い部分を見つけました?
「上で戦うためには、どこか一つではなくて、全体を底上げしていかないと、全然足りないと思う。総合的なものを上げて行きたいなと思っています」
-今の持ち味はどこですか?
「先行で前に出てから、自分のペースにさえ入れれば、残れるかなというところだと思います」
-これから注目されて、上のステージで戦っていくことになると思いますがそのあたりの抱負はいかがでしょうか?
「一戦一戦が勝負だと思っています。お客様もヤンググランプリを獲った選手という目で見られると思うので、期待には応えたいなというつもりで大事に走りたいなと思っています。今の自分の課題はラインで決められる走りをするという事なのでラインで決められるような走りをしていきたいと思っています」
-理想とする選手像はどうでしょうか?
「自分で位置を取れたり先行できたり、捌けたりなんでも出来る選手が一番怖いと思います。持ち味が一つだと相手がそれを封じれば、何も出来なくなってしまいますけど、どこからでも飛んでくなという選手になれば、良いところまで行けるのではないかなと自分の中では思っています」
-ファンの方々に一言お願いします。
「沢山応援していただいたので、その期待に応えられることもできたし、これからも精進して更に応えられる選手になりたいと思っています」

ヤンググランプリ2015ゴール